免許を取得して以来、様々なタイプのクルマを乗り継いできた。そのクルマたちとレガシィ2.0iを、主にカタログスペックで比較してみた。なお、ミッションは全て5速マニュアルである。
'89年3月~'91年1月 ホンダ・シティ R
全長×全幅×全高 3,380mm×1,570mm×1,470mm
ホイールベース 2,220mm
最小回転半径 4.5m
車両重量 665kg
形式・排気量 直列4気筒SOHC横置 1,231cc
最高出力 67PS/5,500rpm
最大トルク 10.0kg-m/3,500rpm
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このクルマは軽いせいか、ノンパワーのステアリングもそんなに重くなく、実に取り回しよくキビキビとよく走った。レスパワーのエンジンを使い切って走ることが出来たので、実に痛快だった。燃費は非常に良く、平均で15km/L以上は楽に走った。ただし、冬の悪路では非常に良く跳ねて、キックバックの強いステアリングとの相乗効果もあって、非常に緊張を強いられたものだ。
'91年2月~'93年9月 ユーノス・ロードスター スペシャルパッケージ
全長×全幅×全高 3,970mm×1,675mm×1,235mm
ホイールベース 2,265mm
最小回転半径 4.6m
車両重量 950kg
形式・排気量 直列4気筒DOHC縦置 1,597cc
最高出力 120PS/6,500rpm
最大トルク 14.0kg-m/5,500rpm
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やはり、このクルマがダントツに面白かった。乗り心地もしなやかで、冬道でも重心の低さとビスカスのLSDのおかげで、FRながらも割とリラックスして走れる。燃費は10km/L弱くらいだったかな?いつかまた所有できる日が来るといいと願っている。
'93年9月~'95年2月 スズキ・エスクード ハードトップ Gリミテッド
全長×全幅×全高 3,560mm×1,635mm×1,665mm
ホイールベース 2,200mm
最小回転半径 4.9m
車両重量 1,060kg
形式・排気量 直列4気筒SOHC縦置 1,590cc
最高出力 100PS/6,000rpm
最大トルク 14.0kg-m/4,500rpm
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ロードスターからこのクルマに乗り換えた時、そのトラックのような乗り心地に、まず愕然としたものだ。だが、このクルマのスタイルは今なお秀逸であると思う。ロードクリアランスが高いので、雪かきをしなくても駐車場から脱出できるという利点はある。直進安定性は率直に言って低かった。リヤシートも狭かったなぁ。
'95年4月~'05年11月 スズキ・エスクード ノマド
全長×全幅×全高 3,975mm×1,635mm×1,700mm
ホイールベース 2,480mm
最小回転半径 5.4m
車両重量 1,170kg
形式・排気量 直列4気筒SOHC縦置 1,590cc
最高出力 100PS/6,000rpm
最大トルク 14.0kg-m/4,500rpm
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ロードスターとほとんど同じ全長ながら、このクルマのスペースユーティリティはなかなか優秀であった。リアシートはエスクード・ハードトップより格段に広い。定員乗車でのラゲッジスペースも、高さ方向に余裕があるので、一泊のキャンプ用品程度はなんとか積める。直進安定性はエスクード・ハードトップよりはややマシといった程度で、あまりよろしくなかった。また、冬のソロバン状になった路面では、クルマが挙動を乱しがちになる。だが、オフロードカーだけに、キックバックはよく抑えられている。
'06年1月~ スバル・レガシィ ツーリングワゴン2.0i
全長×全幅×全高 4,680mm×1,730mm×1,470mm
ホイールベース 2,670mm
最小回転半径 5.4m
車両重量 1,340kg
形式・排気量 水平対向4気筒SOHC縦置 1,994cc
最高出力 140PS/5,600rpm
最大トルク 19.0kg-m/4,400rpm
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ホントに静かでスムーズなクルマだ。ステアリングインフォメーションや冬の悪路での走破性・安定性も文句なし。ただし、4駆とはいえロードクリアランスはあまり高くないので、ザクザクの路面で一度スタックしてしまった。過信は禁物ですネ。リアシートはノマドと比べると、足元は広いが天井が低いため、広々感にはやや欠ける。ホイールベースが長い割に小回りが利き、3ナンバーであることを感じさせない。冬期間であれば、ノマドよりも取り回しがいいのだ。
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この記事を書いていて、意外な事実に気がついた。この低く構えて見えるレガシィツーリングワゴンと初代シティの全高はまったく同じなのだ!ミニバンブームのおかげか、最近の国産車は背が高くなっているのですネ。ちなみに、ベストセラーカー「フィット」の全高は1,525mmで、「トールボーイ」と言われたシティよりも55mmも高いのである。
こうしてみると、私が今まで所有したクルマはジャンルがまったくバラバラで、これを比較するというのはナンセンスだったのかもしれない。だが、総じていえば、経済性ではシティがダントツで、操縦の楽しさと所有する喜びではロードスターが一番だった。また、ラフに使える道具としては、エスクードに勝るものはない。レガシィは、非常にいいクルマだが、エスクードに比べると骨太感に欠けると言うか、ちょっと華奢な感じがするんだよねぇ。わかりやすく言えば、バンパーこすっても「たいしたことじゃないサ」と割り切れるのがエスクードで、直したくなっちゃうのがレガシィかな?うーん、あんまりわかりやすくなかったですネ・・・
'89年3月~'91年1月 ホンダ・シティ R
全長×全幅×全高 3,380mm×1,570mm×1,470mm
ホイールベース 2,220mm
最小回転半径 4.5m
車両重量 665kg
形式・排気量 直列4気筒SOHC横置 1,231cc
最高出力 67PS/5,500rpm
最大トルク 10.0kg-m/3,500rpm
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このクルマは軽いせいか、ノンパワーのステアリングもそんなに重くなく、実に取り回しよくキビキビとよく走った。レスパワーのエンジンを使い切って走ることが出来たので、実に痛快だった。燃費は非常に良く、平均で15km/L以上は楽に走った。ただし、冬の悪路では非常に良く跳ねて、キックバックの強いステアリングとの相乗効果もあって、非常に緊張を強いられたものだ。
'91年2月~'93年9月 ユーノス・ロードスター スペシャルパッケージ
全長×全幅×全高 3,970mm×1,675mm×1,235mm
ホイールベース 2,265mm
最小回転半径 4.6m
車両重量 950kg
形式・排気量 直列4気筒DOHC縦置 1,597cc
最高出力 120PS/6,500rpm
最大トルク 14.0kg-m/5,500rpm
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やはり、このクルマがダントツに面白かった。乗り心地もしなやかで、冬道でも重心の低さとビスカスのLSDのおかげで、FRながらも割とリラックスして走れる。燃費は10km/L弱くらいだったかな?いつかまた所有できる日が来るといいと願っている。
'93年9月~'95年2月 スズキ・エスクード ハードトップ Gリミテッド
全長×全幅×全高 3,560mm×1,635mm×1,665mm
ホイールベース 2,200mm
最小回転半径 4.9m
車両重量 1,060kg
形式・排気量 直列4気筒SOHC縦置 1,590cc
最高出力 100PS/6,000rpm
最大トルク 14.0kg-m/4,500rpm
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ロードスターからこのクルマに乗り換えた時、そのトラックのような乗り心地に、まず愕然としたものだ。だが、このクルマのスタイルは今なお秀逸であると思う。ロードクリアランスが高いので、雪かきをしなくても駐車場から脱出できるという利点はある。直進安定性は率直に言って低かった。リヤシートも狭かったなぁ。
'95年4月~'05年11月 スズキ・エスクード ノマド
全長×全幅×全高 3,975mm×1,635mm×1,700mm
ホイールベース 2,480mm
最小回転半径 5.4m
車両重量 1,170kg
形式・排気量 直列4気筒SOHC縦置 1,590cc
最高出力 100PS/6,000rpm
最大トルク 14.0kg-m/4,500rpm
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ロードスターとほとんど同じ全長ながら、このクルマのスペースユーティリティはなかなか優秀であった。リアシートはエスクード・ハードトップより格段に広い。定員乗車でのラゲッジスペースも、高さ方向に余裕があるので、一泊のキャンプ用品程度はなんとか積める。直進安定性はエスクード・ハードトップよりはややマシといった程度で、あまりよろしくなかった。また、冬のソロバン状になった路面では、クルマが挙動を乱しがちになる。だが、オフロードカーだけに、キックバックはよく抑えられている。
'06年1月~ スバル・レガシィ ツーリングワゴン2.0i
全長×全幅×全高 4,680mm×1,730mm×1,470mm
ホイールベース 2,670mm
最小回転半径 5.4m
車両重量 1,340kg
形式・排気量 水平対向4気筒SOHC縦置 1,994cc
最高出力 140PS/5,600rpm
最大トルク 19.0kg-m/4,400rpm
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ホントに静かでスムーズなクルマだ。ステアリングインフォメーションや冬の悪路での走破性・安定性も文句なし。ただし、4駆とはいえロードクリアランスはあまり高くないので、ザクザクの路面で一度スタックしてしまった。過信は禁物ですネ。リアシートはノマドと比べると、足元は広いが天井が低いため、広々感にはやや欠ける。ホイールベースが長い割に小回りが利き、3ナンバーであることを感じさせない。冬期間であれば、ノマドよりも取り回しがいいのだ。
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この記事を書いていて、意外な事実に気がついた。この低く構えて見えるレガシィツーリングワゴンと初代シティの全高はまったく同じなのだ!ミニバンブームのおかげか、最近の国産車は背が高くなっているのですネ。ちなみに、ベストセラーカー「フィット」の全高は1,525mmで、「トールボーイ」と言われたシティよりも55mmも高いのである。
こうしてみると、私が今まで所有したクルマはジャンルがまったくバラバラで、これを比較するというのはナンセンスだったのかもしれない。だが、総じていえば、経済性ではシティがダントツで、操縦の楽しさと所有する喜びではロードスターが一番だった。また、ラフに使える道具としては、エスクードに勝るものはない。レガシィは、非常にいいクルマだが、エスクードに比べると骨太感に欠けると言うか、ちょっと華奢な感じがするんだよねぇ。わかりやすく言えば、バンパーこすっても「たいしたことじゃないサ」と割り切れるのがエスクードで、直したくなっちゃうのがレガシィかな?うーん、あんまりわかりやすくなかったですネ・・・