10月7~9日にかけてアクセスサッポロで開催されている「ホンダ合同大感謝祭」に出かけた。やはり、最新のホンダ車よりも、往年のホンダ車の方に目がいってしまう。
吉田拓郎も歌にしてしまうほど愛した初代シビック。世界のベーシックカーは何処にいってしまったのだろう・・・
ゴダイゴの唄うCMソングが懐かしい初代プレリュード。日本初のサンルーフ装着車。10年以上前に車検の代車で乗ったことがあるが、低いアイポイントがスポーティで、なかなか悪くないクルマだった。そこはかとなく気品のあったこの頃のホンダ車。ちなみに、’82年登場の2代目プレリュードは、当時高校生だった私のあこがれのクルマだった。背が低くて、ワイドで、実にカッコよく見えた。
アコードの兄弟車、ビガー。逆スラントノーズのクルマも、いまや見かけなくなったものだ。そして、アコードもいまや日本市場では存在の曖昧なクルマになってしまった。
ホンダ1300。上がクーペ、下がセダン。1300クーペのフロントマスクの処理は、インテグラのフロントマスクに相通じるモノを感じてしまう。
日本初のDOHCエンジン搭載車T360。
ホンダZ。きわめてスポーティなイメージの軽自動車。水中メガネのようなリアウィンドゥの処理が魅惑的だ。
S800。コレは、一度運転してみたいクルマですね。オープンもいいが、下の写真のクーペのなにか腰高な感じのスタイルもなかなか趣がある。
ホンダF1。上はRA300。下はマクラーレンMP4/4。
’80年代後半から’90年代初頭にかけてのホンダは本当に強かった。’88年にセナが鈴鹿で勝って初のワールドチャンピオンに輝いたときのマシンですネ。
中嶋・セナ・ピケ・マンセル。それに加えてプロストも乗ってたんだから、ホンダも強かったワケですね。あの当時のホンダの強さは、エンジンの出来もさることながら、ドライバーの腕の力も大きかったのではと、しみじみ思います。
また、今は給油OKなんで、燃費を考えなくて良くなったのもホンダにとっては逆風なのかもしれません。かつての給油禁止の時代は、燃費とパワーのバランスをとってエンジン開発をする必然性があったので、そのへんのマネジメントに長けたホンダが強かったのでしょう。
思うに、この石油高騰時代。F1もガソリンを無尽蔵に消費せずに、給油制限をすべきではないかと私は思うのだが、そうするとまた日本製エンジンの独壇場になってしまうから、FIAはそうしないであろう。昔からそうなのだが、F1にはスポーツマンシップとは思えないような理不尽なペナルティやら操作が介在していると思われる。それでもついつい見てしまう私なのだが・・・