11月19日に衝動的にインターネットで注文してしまったコナミのミニカー。楽しみに待っていたのだが、先日「在庫が確定していないので今しばらくお待ち下さい」とのメールが届き、私はアゴが外れそうになっていた。だが、吉報は突然やってくる。なんと、そいつが今日届いたではないか!このキットはミニカー12台入り。私の最大の目的の「ユーノス・ロードスター」は、「運が良ければ3台・最低でも1台」がこの中に梱包されているハズなのだ。「マリナーブルー」が欲しいのだが・・・
そして、運命の中身はというと、最大の目的だった「ユーノス・ロードスター」は「クラシックレッド」と「シルバーストーンメタリック」の2台GET!その次に狙っていた「ワンダーシビック」は赤と銀の2台。その他「日産セフィーロ」が3台・「フェアレディZ」1台・「スカイライン・ジャパン」2台・「トヨタ・セリカ」2台がその内訳であった。
「マリナ」がいなかったのが残念だが、赤と銀の2台が揃えば御の字だ。「ユーノス・ロードスター」と「ワンダーシビック」以外の残り8台は、娘たちが「これ欲しーい」と騒いだので、気前良くくれてやった。だが、上の写真の4台だけは、テコでも譲れない。
さて、このコナミ製ロードスターを、先日購入したタミヤ製ロードスターと比較してみよう。1台当たりの価格はコナミが約405円で、タミヤは910円である。
まず、色がだいぶ違う。タミヤの方がやや明るい色調だ。どちらが実車により近いのかは謎だが、妻はタミヤ製の方が好きだと言っていた。フロント先端の「ユーノス・エンブレム」は、コナミ製の方はやや大きすぎか。ボンネットやリトラクタブルライトの仕切り線は、タミヤの方はやや溶ろけた感じでボヤけているが、コナミはキチンとラインが出ている。また、フロントウインカー&スモールのレンズは、タミヤがシルバー塗装なのに対し、コナミはクリアーなプラスティックレンズである。ドアは、タミヤ製の方は開閉できるが、その代わり実車にあった「三角窓」は省略されている。
タミヤ製はオープンなのに対し、コナミ製は「ディタッチャブルハードトップ仕様」である。コナミ製で惜しいのは、フロントスクリーン及びリヤウィンドウがボディとの面一感にやや欠け、ガラスがやや引っ込んで見える点だ。この辺の造りは明らかにタミヤが上であろう。フロントワイパーもタミヤはブラックに塗装されているが、コナミはフロントスクリーンと一体の無塗装で透明色のままである。ただし、テールランプ&ウインカーのレンズの表現は、コナミの方が実車に忠実だ。
最大の違いは、「お腹」ですね。タミヤの精密な造りに比べ、コナミの、この、つるんとシンプルなこと!ただし、ディスプレイしておく分には、目に見えない部分なので、こういう割り切りもアリかもしれない。この辺が約500円の価格差なのだろう。
とはいえ、このコナミのミニカー、なかなかと言うか、相当秀逸な出来である。私は、コイツを手に入れることができて、とても満足している。惜しむらくは、「マリナ」がここにいないことだ・・・