先日NHKのSONGSを観ていたら、「おトキさん」こと加藤登紀子さんが出演していた。
昔、母親がクルマで加藤登紀子さんのカセットテープをいつも聴いていたので、私にとってはなじみ深いシンガーの一人なのだ。
久々に聴くと、なかなかイイんですね。「知床旅情」「ひとり寝の子守歌」「黒の舟歌」「百万本のバラ」・・・その渋みのあるヴォーカルと、アコースティックな曲調がマッチして、蒸留系のお酒を飲みたくなってしまう。
ちなみに、中森明菜嬢の「難破船」は、おトキさんの作品である。
その日の放送では残念ながら演ってくれなかったのだが、おトキさんの歌の中で私が一番好きなのが、「この空を飛べたら」である。
この曲がリリースされた当時、私は小学校高学年であったが、オリバーくんというあだ名の同級生と共に、この曲の素晴らしさについて語り合っていたものだ。いやあ、あの頃の小学生は、オトナだったなぁ・・・
この曲が中島みゆき様の作詩・作曲だと知ったのは、中学生になってからのことだった。
26歳でこんな曲を書くなんて!中島みゆき様、やっぱ、スゴい。