クリス・レア氏の前作「ON THE BEACH」があまりにも素晴らしかったので、1987年に購入したのが「Dancing With Strangers」である。
当時私は、これをカセットテープに録音し、通学列車の中、ウォークマンでいつも聴いていた。
クリスマス・ソングなのに、なぜか暗いトーンの「Joys Of Chrisitmas」。
冬の日本海を見ながら、そのギターとビートがココロに沁みた、「Windy Town」。
「麺や けせらせら」でラーメンを喰う際、いつも頭の中に浮かぶ佳曲「Que Sera」。
深く、そして、強い愛情「Loving You Again」。
その渋い声と、心の襞をくすぐるフレーズのギター。
そして、カーフリークだという、クリス・レア。
私は、彼の音楽を、抱きしめるように愛する。