1995年の春。
当時はまだ社宅の公団住宅に住んでいた、我々夫妻。
休日の朝、FMラジオから流れてきたこの曲のイントロを聴き、
「むむっ、透明感のある、イイ曲だな~」と思ったのが、この曲との初めての出会いだった。
その時。
もちろん、スピッツというバンドは知らなかったし、この曲のタイトルが「ロビンソン」だということも、知らなかった。
その後この曲は、カーラジオ等でも頻繁に耳にするようになり、じわじわとヒットチャートを駆け上っていった。
そして私は。
「この曲、ヒットする前から、イイと思ってたんだ。やはり私の音楽センスは素晴らしいのだ!」的なことを、妻に熱く語ったところ・・・
「素晴らしいのは、あなたの音楽センスじゃなく、この曲そのものなのよ!」と、ピシャリとたしなめられてしまったことを、憶えている。
ああ、それから、早くも、25年が経過してしまったとは・・・
ともあれ、「ロビンソン」。
四半世紀を経ても、色褪せない、素晴らしい名曲だと思う。
そして、なんでこの曲のタイトルが「ロビンソン」なのかというのは、私にとって永遠の命題である。