残念なことに、本年がラスト開催となってしまった、北海道のフランス車の祭典「フレンチ・ブルーピクニック」。
今夜は、最終回の「シトローエン編」を、レポートさせていただきます。
まずは、21世紀のシトロたちから。
「ブラン バンキーズ」のボディに、「ブルー ボッティチェリ」のルーフの組み合わせが、ホワイトラブでブルースカイブルーな、「こ~ちゃん号DS3」。
このカタチに、「ノアール」のボディ+「ブラン バンキーズ」のルーフを纏うと・・・
それはシックかつスポーティーで、まるで黒ヒョウのような凛々しさとなる。
カジュアルでいながらも、スポーティでタフギア感のある、「現行C3」も、大いに魅力的だ。
ボディカラーのコーディネーションも多彩で、きっとアナタ好みの仕様に出会うことができるでしょう💛
そして、最近日本国内に投入されたコンパクトSUV「C3エアクロス」が、これまた垂涎の素晴しさ
その、アヴァンギャルドな、ホイールのデザイン。
ちなみにタイヤは、進境著しい「ハンコック」の「4シーズンズ≒オールシーズンタイヤ」である。
税込車両本体価格も、300万円アンダーの、297万円
ああ、アラフォーあるいはアラフィフの、美しいのに手厳しいキャリアウーマンに、大絶賛でオススメしたい1台である
続きましては、ちょっと旧い、シトロたち。
「初代C4」がリリースされたのは、2004年。
気が付いたら、15年も経ってしまっていたのだ💦
ソリッドで美しい、「初代C4クーペ」。
それのスタイルは、まさに「実用的に使えるホンダCR-X」であると、私は表現したい。
一時期、私が「本気で欲しい」と思った1台が、この「初代C4ピカソ」。
そして、早くも登場から4年以上が経過した、「2代目グランドC4ピカソ」。
月日の流れの速さに、驚愕せずにはいられない
「C6」は、日本に導入されるシトローエンの中で、「最後のビッグ・セダン」になってしまったのだろうか・・・
この凹んだリアガラスの曲面と、そこに繋がるテールランプのデザインは、まさにモダンアートでアヴァンギャルドだ
きわめて強い目ヂカラの、クロスオーバーSUV、「DS5」。
そのひとみは10000ボルトで、まさに地上に降りた最後の天使
そして、現代のシトローエンのフラッグシップである、「DS 7 CROSSBACK」。
その凛としたグラマラスなデザインは、挑んだ者だけが辿り着く、極み。
まさに走る彫刻というか、モダンアートのデカダンでありましょう。
続きましては、'90年代の、シトロたち。
かつて、日本の「ユーノス店」でも販売されていた、「AX」。
3ドアの「GT」よりも、この5ドア「TRS」の方が、より土着フランス車ぽくて、好もしい。
3穴のスチールホイールに、履きつぶしのスタッドレスタイヤ。
これがまさに「パリのあたりき」なのだ。
そのリヤエンドに、濃厚なシトロ風味を感じさせる、このクルマ。
当時(’90年代前半)に右ハンドル仕様が導入されていたなら、私はコレを買っていた・・・かもしれない。
これ、ホント
現在「プジョー106」と「フォード・クーガ」を同時所有する尾車氏が、かつてこの「BX」のオーナーだったことは、知る人ぞ知るトリビアでありましょう
キックアップしたサイドウインドウがアートな、「XMブレーク」。
その広いグラスエリアで、視界は大いに良好そう。
衝突安全要件が厳しくなった今、現代のクルマが失ってしまったのが、この部分だと思う。
そしてやっぱり、シトローエンといえば、この「初代DS」に尽きる。
今回は、ラストFBPだったからか、ゴールド&ブラックの2台そろい踏みであった。
コラム式の2ペダルMTに、1本スポークのステアリングが、1950年代の先端技術。
私はその柔らかいシートに深く沈み込み、「このまま溺れてしまうのではなかろうか」という、心地よい錯覚に囚われたものだ。
嗚呼、このクルマとお会いするのも、これが最後となってしまったのであろうか・・・(涙)
FBPの来年以降の存続を、私は心の底より、願ってやまない
今年のゲストは新進気鋭の自動車イラストレーター/ライターのあのお方だったので獅子丸さんの記事を楽しみにしてたのですが。
FBPのHPを詳しくチェックしたのは、実はイベント終了後だったのです(^^;
なので、今回が最終回だったことも、ieさんが来ていたことも、自宅に帰って記事をアップしている時に知ったのだったりして・・・
かえすがえすも、残念です😢