友人のニータ有恒氏より、アントニオ猪木氏が監修したカップめんがあるとの情報を得たため、早速イオンにて購入。東洋水産から発売された「燃える闘魂 スタミナネギ塩辛味ラーメン」が、それだ。
スペック上で目を引くのは、「味付鶏挽肉」と「フライドガーリック」である。
別袋は、最近のトレンドどおり、先入れ「粉末スープ」「かやく」&後入れ「液体スープ」の計3種。「味付鶏挽肉」はあらかじめ麺の上に開けられている。
まずはかやくと粉末スープを麺にあけ、お湯を注いで待つこと180秒。
そして、真っ赤に燃える血潮のような液体スープを注ぎ込む。いやあ、こいつは、ラー油そのもの!
だがしかし、こいつを飲み干さなければ、そこに沈殿ましましている「フライドガーリック」及び「味付鶏挽肉」とご対面できない。まさに、赤い悪魔との闘いである。額から汗がにじみ、刺すような刺激が喉元を貫き、胃袋を攪拌する。
そして、ようやくめぐり逢えた、フライドガーリック&味付鶏挽肉!えもいわれぬ達成感が心地よい疲労感と共に、私を襲う。そして同時に、「ラー油+フライドガーリックという大鉱脈」を発掘した桃屋の偉大さに、打ちひしがれ、立ち尽くすのみの私なのであった。