「寿がきや 富山ブラック」がその日の昼食だった。
別袋は、先入れの「かやく」「粉末スープ」と、後入れの「液体スープ」の計3種。
先入れの粉末スープを入れてお湯を注ぎ、フタの上で液体スープを温めて、5分間待つ。その間に、フタの隙間から黒胡椒の香りが、むんむんと漂ってくる。これは、かなり手強そうだと、私は思わず身震いした。
そして、濃厚なたまり醤油とブラックペパーがタッグを組み、私の喉元へと襲い掛かった。こ、これは、辛い!やけくそみたいに辛い。まさに、黒い悪魔の暴力だ。いくらなんでもブラックペパーが効き過ぎじゃん!
辛いものには強い私だが、この日は暑かったことと体調が万全でなかったこととが重なり、久々にスープを完飲できず・・・できればブラックペパーは別袋にして、辛さを調節できるようにしてほしい。こんなことを私が要望するのは、きわめて稀なことだが、つまり、それくらい辛かったのだ。いやはや。