『戦争の社会学:はじめての軍事・戦争入門(光文社新書)』

橋爪大三郎、2016、『戦争の社会学:はじめての軍事・戦争入門(光文社新書)』、光文社
戦史研究の歴史をたどれば、出てくる人物のレビューなんだな。一般にわかりやすく書いたということ以上のことはないだろう。
事実関係としては、太平洋戦争の際の日本空軍(空軍は存在しないので、海軍航空隊が主体だろうが)はアデレードを空襲する能力は持たない。だから、誤り。ただ、ダーウィンへは百数十回の空襲を敢行していて、これは、意識せざる無差別爆撃となったということは、重慶爆撃と並んで、記憶していいだろう、ということは本書で蒙を啓かれた。
戦史研究の歴史をたどれば、出てくる人物のレビューなんだな。一般にわかりやすく書いたということ以上のことはないだろう。
事実関係としては、太平洋戦争の際の日本空軍(空軍は存在しないので、海軍航空隊が主体だろうが)はアデレードを空襲する能力は持たない。だから、誤り。ただ、ダーウィンへは百数十回の空襲を敢行していて、これは、意識せざる無差別爆撃となったということは、重慶爆撃と並んで、記憶していいだろう、ということは本書で蒙を啓かれた。
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