『第二阿房列車』『第三阿房列車』
あいにく、わたしはテツではないので、ひたすら鉄道に乗り続けるという内田百閒の阿房列車、なかなか、乗れるものではないが、ぎゃくに、なかなか離れがたいものだ。
もちろん、鉄道史の興味(電化とか、等級の変化)はあるのだけれど、百間のように、ひたすら鉄道に乗って、現地で見物もしなければ、うまいものを食ったというわけではない、といった旅はしたことがない。それにもかかわらず、なんだか、引き続いて読んでしまうというのはただならない。
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