South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


レモンチキン、菜の花とトマトとジャガイモの温サラダ

レモンチキン:ニンニク粗みじん+オリーブオイル+皮付き鶏ももぶつ切り+タマネギ小口切り+ナス半月切り+マッシュルーム四分を炒め、白ワイン少々+塩コショウ+赤唐辛子+ローリエ+レモン汁+レモンの薄切り
菜の花とトマトとジャガイモの温サラダ

2020-03-18 21:39:54 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


豚ロース肉と大根の煮物、じゃこ天焼き

家人が職場の送別会とのことで、外食とも思ったが、ここは我慢!夕方、スタッドレスタイヤをノーマルタイヤに履き替えた。今シーズンは外れだったな。ましてや、年末に、スパイク付きの非金属チェーンを購入していて、無駄な投資の2乗、やれやれな冬シーズンだった。温暖化とはいえ、準備は必要だろうという目論見だったのだが。

豚ロース肉と大根の煮物:だし昆布とともに大根を煮る。豚ロース肉(適当なサイズのブロックがなかったのでステーキ用を一口に切る)を両面ごま油で焼いて焦げ目をつける。大根を茹でているところに加える。味噌+花椒+赤唐辛子を加えてじっくり加熱。仕上げにセリを5センチほどに切って加えてひと混ぜしてできあがり。和辛子をつけながら、大根と豚ロースを、味噌味スープとともにセリをといったところか
じゃこ天焼き:生姜醤油で

2020-03-17 21:19:33 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


いただきものの鮒ずし、豚ロース生姜焼き、ほうれん草のおしたし、新玉ねぎとワカメの和風サラダ、豆腐とあおさの味噌汁

いただきものの鮒ずし:卵が一杯の鮒ずしなのだが、塩をしたあと酒粕に漬け込んであるらしい。同じ藤居本家の搾りたての新種を手詰めで、TIさん、いつもありがとう
豚ロース生姜焼き
ほうれん草のおしたし
新玉ねぎとワカメの和風サラダ
豆腐とあおさの味噌汁

2020-03-16 20:03:13 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


機内映画:2月23日〜3月1日のオーストラリアとニュージーランドへの出張

@ 2月23日:成田ーブリスベン、カンタス航空

「Joker」
恵まれない者の反乱といった趣。アメリカの富裕層と貧困層の乖離の世相を表すような映画となっている。コメディアン志望でしっかりノートにネタを書き留めている青年アーサー(ホアキン・フェニックス)。病弱な母を世話している。母はもともと富豪のウェイン家に努めていたことが示唆される。しかし、就業への意欲が感じられないと支援金が断たれ、子供病棟でピエロ姿で慰問のバイトしていたら、たまたま持っていた拳銃を落としてしまい、解雇される。地下鉄で酔っ払った3人のホワイトカラーにからかわれ、彼らを射殺する。これをきっかけにかれは、貧しい人々の共感を得る。人々はピエロのマスクを被り地下鉄に乗り、街にあふれる。アーサーを殺人犯として追跡する刑事たちを、ピエロのマスクをかぶる人々に支えられて逃れる。母親が倒れて入院、唯一彼を支援してくれていた住まいの同じフロアのシングルマザーの女性も殺害のシーンはないが、廊下のドアの動きで示唆される。母親も病院のベッドで窒息死させる。コメディアンになるために出演したこともあるテレビ番組にJokerを名乗りピエロ姿で登場し、番組中に司会者(ロバート・デニーロ)、かれを、ネタのジョークを連発していた、を殺害する。ゴッサムシティはピエロ姿の人々で溢れ、混乱の巷となる。その中バットマンになるブルース・ウェインの目の前で両親が殺害される。いわば、バットマンの前史を描く。

「Terminator 6: dark fate」
サラ・コナーやシュワちゃんのターミネーターがそのままの年齢で出てくる。ストーリーが混戦していて筋書きは読み取れないが、第1作で、未来のAI支配のサイバーダイン社に対する抵抗勢力のリーダーとなるジョンの母であるサラ・コナーは、未来からやってきて、未来の指導者のダニーを支援する、オーグメント仕様のアンドロイドのグレース、この3人は女性が中心にストーリーは展開する。サラ・コナーを陰ながら支援し人間社会に紛れ込んで生きていたターミネータ(シュワルツネッターが扮する)、かれは、過去において、ジョンを殺害していた。このストーリーでは、サラ・コナーは影の支援者であったターミネータを敵だと考えている。ダニーを殺害するために未来から送られてきた最新型のターミネーターは過去の液体化するタイプの発展版のようで、最強とも言える。しかし、最後にはこの最新型のターミネータをグレースとシュワちゃんのターミネータの犠牲の上に、やっつけることができる。終盤近くで今回の主人公のダニーに、未来は自分で築くと言わせる。さしずめフェミニズム映画だな。

「Quilty」
オーストラリアの現代絵画の画家のBen Quiltyのドキュメンタリー、彼の故郷のMyall Creekでのアボリジニ虐殺事件があったらしい。毎年、ソリーの集まりがある。彼の作風がそうした故郷の記憶と重なり合っていることが示される。

@ 2月28日:オークランド〜シドニー、カンタス航空

「Western Stars」
Bruce Springsteenのミュージックビデオ・クリップということなのか。彼自身の成長や移動、愛、結婚、子供など回想の曲集となっている。歌っている場所は、自宅(といっていたとおもうが)のバーン(馬小屋)、オーケストラやバンド、客も入っている。なかなか雰囲気のあるセッティング。自身がプロデュースしたビデオ・クリップらしい。妻でありシンガーソングライターの Pattie Scialfaがともに歌う。

@ 3月1日:シドニー〜関空、カンタス航空

「The Australian Dream」
Adam Goodesというオージーフットボールのスーパースターのドキュメンタリー。制作とスクリプトを書いたのはジャーナリストのStan Grantで本作品ではナレータを務める。Stanは2015年に行われた「Racism is destroying the Australian Dream」という演説で知られる。
ドキュメンタリーはAdamの生い立ちから、彼がオージーフットボールのスターダムに至る過程をフォローしていく。さて、彼は、2013年のかれの属するSwansとMagpiesとの定期戦で見事なゴールを決める。その時、スタンドの最前列にいた相手チームMagpiesのサポーターの少女から「ape」との罵りを受ける。Adamはグランドから並んでいた3人の少女の「誰がapeといったのだ」と指をさし、スタンドの警備係に退場させるようにいう。一人の少女が席をたち退場する。彼女は13歳、彼女はインタビューで「ジョークだった」といい、母親は「13歳のまだ無知な子供なんだから」という。その後、特に2015年をピークに彼はゲーム中、彼のプレーに対して観客から「ブーイング」を受け続け、彼はまるでオールブラックスの「ハカ」のような仕草をしてブーをする観客に対抗するアピールを続ける。
Stanはこれらは、まさにオーストラリアのRacismなのだという。Stanは、アボリジニの血を引く子どもたちは、自分の肌の色の違いを小さいときに自覚し、学校に行けばクラスの友人たちとの違いを自覚するようになる。さらに大人になっていくにつれて繰り返し様々な差別的な言葉や行為に出会うという。
Apeというのは尻尾のないサルのことを意味し、ジョークとはいえ、ひとにむけてに向けられる言葉ではないだろう。また、母親の言葉はどうだろう、娘がそのような言葉を発するようにしつけをしたのだろうか。また、観客のブーは何を意味しているのだろうか。Adamの少女を退場させた行為に対するものであるとすれば、彼女がApeという言葉を発したことはブーの対象ではないのだろうか。
Adamは2014年にはAustralian Award of the Yearを時の首相Tony Abbottから授与され、2019年にはオージー・フットボールリーグのすべてのチームから、かれの試合中におけるRacismにたいする謝罪がおこなわれた。

「Harriet」
Mosesと呼ばれた自らを解放した黒人女性奴隷ミンティことHarriet Tabmanの伝記映画。南北戦争前の奴隷の解放運動に功績のあった元黒人奴隷ミンティは自分を救ってくれたUnderground Railway(南部の黒人奴隷を開放する組織の通称)のメンバーになり、次々と奴隷たちを自由領域に連れ出した。そして、南北戦争では解放奴隷の舞台を率いて戦った。

「Midsummer」
スリラーというかホラー映画であることは一見して解ったし、この手の映画は余り見たいとは思わないジャンルの映画ではある。しかし、文化人類学を学ぶ学生たちが主人公たちであり、かつかれらが犠牲として捧げられていくという設定が面白く思えて、見ることになった。確かに人類学で学んだ儀礼と犠牲の要素が散りばめられている映画作品で、ついには熊の毛皮を着せられて犠牲として捧げられる主人公の恋人役のクリスチャンもまた長老にインタビューしているのなのだが。動物だけでなく人間も犠牲に捧げ、肉を食べ、血をすする。収穫と生命との交換なのである。また犠牲は次世代を生み出す実りの象徴でもあるので、当然のことながら性交をおこない、命の種をこの世に残す。考えてみると、儀礼や犠牲はたしかにホラー・ネタだと思った次第。

「Ride like a girl」
オーストラリアの年一回の盛大な競馬とドレスアップして人々は集まり、女性たちは必ず、意匠を凝らした帽子をかぶって参加するメルボルンカップ。35−6年も前、ちょうどダーウィンからキャンベラに行く時、メルボルンで飛行機を乗り継いだのだが、メルボルンとキャンベラの間の飛行中、この出走時間と重なった。乗り合わせたオーストラリア人たちにとっては絶好のチャンスを逃した残念な人達だったのだが、搭乗機の機長の粋な計らいだったのか、それとも、オーストラリアの航空便はメルボルンカップの実況中を飛行中にオンエアする習慣があるのかわからないが、乗り合わせた人々は聞き耳を立て、レースの結果に大騒ぎをしていたのを思い出した。この映画は、2015年メルボルンカップで、女性初の勝利ジョッキーとなったMichelle Payneの子供時代から勝利までを描いている。父は牧場で競走馬のトレーニングをしているが妻を事故でなくし、10人の子どもたちを男手ひとりで育て上げた。そのひとりが主人公で、子供の頃から、ジョッキーになることを夢見ていた。映画では、その過程を描いていく、一度は落馬して頭を強打し、再起不能かと思われていたのに奇跡の復活を遂げてメルボルンカップでの勝利に結びつけることができた。そもそも、メルボルンカップに出場を果たした女性ジョッキーは1861年に始まって以来、彼女も含めて4人に過ぎず、彼女がたったひとりの女性勝者なのだ。



2020-03-16 10:02:59 | 映画/TV/DVD | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


メカジキのムニエルと温サラダ、そら豆とオレキエッテの豆乳パスタ

町内会の役員会に出て、そのあと、竜王アウトレットに行って帰ってきた。高速はいつもよりは交通量が少ないような気がする。アウトレットは通常通りのようだが、駐車場の開き方からすると少ないかもしれない。

メカジキのムニエルと温サラダ:メカジキを塩コショウして小麦粉をはたいてオリーブオイルで両面じっくり焼く。菜の花+インゲン+サヤインゲンを茹でて、塩コショウ+フライパンで炒ったクミンシード+オレガノ+タイム+バルサミコ酢+フレッシュオリーブオイル+おろしたパルメジャーノチーズのドレッシングで和える

そら豆とオレキエッテの豆乳パスタ:そら豆の皮を外しておく。冷凍庫にあった自家製オレキエッテとそら豆を時差をつけて茹で、豆乳+塩コショウを沸騰させたものにくわえて、たっぷりのパルメジャーノチーズをかけて食す

2020-03-15 20:08:45 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


鯛の中華風酒蒸し、青菜炒め、グリルしたそら豆

鯛の中華風酒蒸し:鯛の切り身を塩胡椒しておく。ここに紹興酒+日本酒+ショウガ+白ネギを加えてしばしかけておく。白ネギの白い薄い部分を斜めに細切り、ショウガの千切りも用意する。菜の花の花と葉だけをつかう。皿に白ネギの軸の部分を敷いてその上に仕込んでおいた鯛の切り身を載せ、菜の花を脇に添える。ショウガ千切りと白髪ネギをのせ、紹興酒+日本酒+薄口醤油をかけまわして、ラップを被せてレンジで500W4分半
青菜炒め:ごま油でニンニク薄切りを炒め、ほうれん草の根っこの部分を切り分け、葉の部分は5センチほどに切っておく。根っこの部分から炒め始め、葉の部分も加える。塩+紹興酒少々。水分を散らす
グリルしたそら豆:そら豆をサヤのままホイルに乗せてグリルする

2020-03-14 20:44:13 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


春野菜のスパニッシュオムレツ風、新玉ねぎのサラダ2種

春野菜のスパニッシュオムレツ風:全卵4個+生クリーム+塩コショウで卵液を作っておく。菜の花を軸と葉と花とをわけて1分以内で塩ゆでしてザルに上げ粗熱を取る。タマネギ薄切り+パンチェッタ+マッシュルーム薄切りをオリーブオイル+胡椒とともに炒める。耐熱深皿にオリーブオイルを塗り、パンチェッタ等の炒めものをしき、その上に、水分を絞ってざっくり切った菜の花を広げて乗せる。斜めにそぎ切りしたグリーンアスパラガス、サヤエンドウをのせて、卵液をかけ回し、オーブンで180度40分。
新玉ねぎのサラダ2種:新玉ねぎを薄切りしておく。トマト薄切りに新玉ねぎ薄切りとバジルを挟み込み塩コショウ+フレッシュオリーブオイル。タマネギ薄切り+戻して切っておいたワカメ+花かつお+醤油+フレッシュオリーブをくわえてよく和える

2020-03-13 22:40:30 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


名古屋星が丘、酉こう、ヒロ、コハル

同僚のTI、TTと星ヶ丘近辺ではしごしてきた。酉こうは焼鳥屋、ヒロは海鮮料理、コハルはフュージョン?

最近行事が全部中止でお互いがストレスが溜まっていた。

午後、今年度卒業生のKNが両親とともに晴れ着で現れ、写真を撮った。卒業式や卒業パーティが中止となり、今年度の学生は気の毒な学年となった。

2020-03-12 23:10:27 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『急に具合が悪くなる』

 
読了したのは2月の初めだったと思うが、なかなか書けないでいた。しかし、昨日、著者のひとりの磯野さんと話をする機会がたまたまあり、ちょっと感想めいたことも話したので書けそうな気がしてきた。ひょっとして、以下に書く文の中に、その時の磯野さんのコメントが混じっているかもしれない。もしそうだったらごめんなさい。

本書は、もうひとりの著者の宮野さんとの往復書簡(メールのやりとり?)の体裁をとっていて、最後は、タイトルのように宮野さんが急に具合が悪くなり亡くなってしまうというドラマティックな結末となった。その事もあって、感想めいたことを書くことがはばかられた。また、どんなことを書いたものかわからなかったから、今まで1ヶ月ほどもそのままにしたのであった。どのあたりだったか、本書の前半の方で宮野さんの言葉の中に死の予感とでもいったようなものがあった気がする。そのために、結構速いスピードで読み進んだのだった。そのときに感じたように、宮野さんの死が結末に待っているという驚き(しかし、十分予想しながら読んだ)が待ち構えていた。

人類学を学ぶものとすれば、近現代の西洋医学中心の死と老いと病いを極力回避し、生と若さと健やかさを良きものとするそうした死生観について、果たしてそれだけかとおもえてしまう。回復することがのぞましく、生還することが勝利であったというようなそうした死生観だけでいいのだろうか。

実は世界にはさまざな死生観がある。たとえば、比較的身近なところでは、仏教的な輪廻や西方浄土といった死生観をあげることができるだろう。また、補陀落渡海のような生きながら経を読みつつ食料もなく、海に乗り出していった上人、それを信仰する人々、あるいは、絶食を伴う修行を行う仏陀をはじめ行者たちを思い浮かべても良い。即身成仏も知られていて、ミイラとして現在も見ることができる。補陀落渡海は即身成仏のバリエーションとされる。彼らは、生と死を架橋し、生きながらも死に極力近づくこと、それが、修行であった。たとえ、そのまま死を迎えてもそれは涅槃の境地に到達したのであり、極楽成就は必定ということになる。キリスト教世界においても、修道士は独身をたもち、俗世を離れた異郷で修業をする伝統があった(現在もある)。独身を保ち、次世代を持つことを回避するということは、まさに自己において生の断絶させること、とも言えるのではないか。もちろん、本来独身者であるはずのローマ教会の司教たちが隠れて子供を持ち、教会の外で生まれた実子を法王の地位につけたようなこともあったようではあるが、しかし、このことも、人々は小声でささやくうわさにすぎず、表立って結婚をしたり、子供であることを宣言することははばかられたのだ。

私が経験したフィールドワークでは、ミクロネシアでは死後世界は海底にあって、死者は腰布にくるまれて海に押し出され葬られた。現在はキリスト教に改宗したので地面に埋葬されることになったが、彼らの古くからのイメージでは海に押し出すということは、死の世界に死者を送り出すことであった。太陽は朝生まれ、夕に死に、海底世界(死の世界でもある)を旅して、朝再び蘇るのである。夜の星座は航海のための重要なインデックスとなるのだが、古くからの航海者たちは航海するのは日中であって日中にあっても海面に没する星座の位置を記憶し、記憶の中の海図として星のない日中も航海することができたのだ。星たちは日中に海底世界を旅することになる。

また、オーストラリアではたまたま、アボリジニの街でブラックマジックがかけられたという現場に出くわした。正確には木の股に針と糸がささっているのが発見され、それがブラックマジックの道具であって、誰が誰にブラックマジックをかけたのかという大論争がおこっり、人々が大声で議論をしている現場に出くわしたということだが。こうした現場にいき合わせたため、人々にインタビューし、過去の文献を読んでみた。すると、ブラックマジックがかけられたと自覚した人々は極力水を飲まず、いわば、脱水症のような状況になって衰弱死することが望ましいと考えられていたようだ。人の命は「生命の泉」(それは、現実のどこかの泉であったり、ある種バーチャルな泉の場合もあるようだ)のそばを通りかかった女の胎内に「命の種」が入り込み、パートナーとセックスをすることによりその「命の種」は胎児となり、この世に生を受ける。だから死は、「生命の泉」に帰るということを意味していて、ブラックマジックを自覚した人々は早く死んでこの世に再生することをねがって水を忌避するのであると。

文化人類学者の原ひろ子は森林インディアンのヘア族の事例を紹介している。その文の中で、近代的な病院に担ぎ込まれたヘアの患者にも触れていて、もっともあっけなく死んでしまうのがヘアで、白人はなかなか死なないと。ヘアたちは、子供の時から、自分の守り神を見つけようと森の中にひとりで入り、朦朧とした意識の中で守り神とであうという。それは、生と死とのあわいの中でみいだすことができるのだとという。

近代西洋医学の世界で生きる我々は、もはや死後の世界というイメージを喪失し、生をひたすら生き続けることを余儀なくされる。日本では人々のイメージの中で死後の世界はおぼろの中に消え失せ、同時に入るべき墓や仏壇もまたその存在意義を失うということなのではないか。墓や仏壇は少子化の中で現実的にその存在が問われるその背後に、我々にとっての死後世界の喪失も隠されているとも言えるだろう。

本書の読後感想としては、飛躍があるようにも思えるが、しかし、宮野さんの魂はおそらく本書が書かれたことによって大勢の人々とともにあり続けることになったのではないかと思える。もちろん、死後、個人名と結びついた魂もまた加齢を重ね、やがては祖霊となってあわいと消えるはずなのだが。

2020-03-12 13:58:43 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


東京駅黒塀横丁 銀座ハゲ天

今日午後、赤坂見附の某大学に要件があってIMさんを訪ね2時間ほど打ち合わせに有意義な時間を過ごした。

その前、赤坂Bizのシンガポール海南鶏飯で昼食をとった。昔行ったシンガポールのフードコートの味にはとても及ばずで、まあ、そんなものだろうと納得。

午後の要件のあと、海南鶏飯についてFBにアップしたら東京で就職しているUMからメッセージが入り、東京駅で会って会食することになった。相変わらずの元気さんで頑張っているようだ。何よりのこと。

2020-03-11 20:00:35 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


カツオのたたき温サラダ載せ、ミネストローネ

カツオのたたき温サラダ載せ:AucklandのVivaceで仕入れた温サラダをドレッシングのようにつかい、その上に魚や肉を乗せるともに食べるというアイデア、悪くないと思う。温サラダドレッシング:塩コショウ+タイム+オレガノ+炒ったクミンシード+バルサミコ酢+フレッシュオリーブオイル+おろしたパルメジャーノ+種無しブラックオリーブ+ケーパー+後はお好みだが(茹でたいんげん、レンチンして一口に切った新じゃが、ほか)、今夜は5ミリほどに切ったカツオのたたきを載せ、塩コショウ+フレッシュオリーブオイルをかけ、ミックスベビーリーフを周りにあしらえた
ミネストローネ:実際のところはベーコンを買い忘れたのだが、十分野菜だけで美味しくなる。いずれも粗みじんで、タマネギ+ニンジン+ナス+ジャガイモ+ピーマン、マッシュルームは厚めに薄切りで、水+ガラスープの素+塩コショウ+白ワイン

2020-03-10 21:11:00 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


サワラの塩焼き、菜の花の辛子味噌和え、レンコンとヒジキの煮物、アオサと豆腐の味噌汁

サワラの塩焼き
菜の花の辛子味噌和え
レンコンとヒジキの煮物
アオサと豆腐の味噌汁

冷凍庫にあったギンナンを使ったギンナンご飯:何度も繰り返してかいているが、道端にある雄雌のイチョウの木は、奈良に引っ越したときに植えたものだだから、44年前のもの。大きな木に育っていて、毎年実をつけ、お向かいの方が拾ってその一部をくださる。私は食べるだけの人で、ありがたいことだ。

2020-03-09 21:49:09 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


名古屋内山町、「浅野屋」

久しぶりの浅野屋!おかみはこの間、インドの仏教遺跡の10日間のツアーに出かけたそうだ。

クルミとチーズのサラダ、フライドポテト
カキフライ+メンチカツ

2020-03-08 19:41:16 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ラムランプのパン粉焼き玉ねぎとキノコ添え、キャベツとグリーンアスパラとちりめんじゃこのパスタ

午前、近所の医者を巡った。皮膚科に行って、内科に行った。皮膚科はいつものものだけれど、内科は三叉神経痛の処方箋を出してもらうため。東部医療センターでは主治医は週一回のため、処方箋発行の都合が悪く、前回、紹介状を書いてもらって近所の医院に行って処方箋を書いてもらった。

午後は整体に。

ラムランプのパン粉焼き玉ねぎとキノコ添え:玉ねぎ薄切りとブナシメジ+マイタケ+エリンギをニンニク粗みじんとともに炒め一端、鍋に撮っておく。予め、塩コショウ+ローズマリー+」タイム+パン粉をかけておいたラムランプをオリーブオイルを加えて両面焼き、仕上げにタマネギとキノコをもどす。じっくりと火を通す
キャベツとグリーンアスパラとちりめんじゃこのパスタ

2020-03-07 20:24:21 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


黒酢酢豚、あさりのスープ

黒酢酢豚:野菜(玉ねぎ串切り+ピーマン+赤パプリカ+新じゃが)の素揚げ、豚ロース(一口に切って、塩コショウ+紹興酒+片栗粉でよく揉んでおく)を二度揚げする。黒酢+紹興酒+砂糖+水+ショウガ薄切り+赤唐辛子+片栗粉を加熱してとろみが付いたところで野菜と豚ロースを絡める
あさりのスープ:アサリ+水+ガラスープの素+薄口醤油+千切りショウガ+小口切りネギ

2020-03-06 22:26:57 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ 次ページ »