東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

シュレーゲルアオガエルの卵塊

2005年06月13日 | 生き物
 田んぼでは代かきをしていると、季節がらカエルがケロケロとよく鳴いています。代かきをしていると泥の中からシュレーゲルアオガエルの卵塊をよく発見します。発見すると耕運機につぶされないようにその卵塊を別の場所を移動します。その卵塊を軽くほぐしてよく見ると白いちっちゃなおたまじゃくしが動いています。
 トノサマガエルやヒキガエルなどの普通に見かけるカエルは、水中に透明な寒天状の中に卵を産みますが、モリアオガエルは木の葉に似たような卵塊を産み付け、シュレーゲルカエルは泥中に隠れるように卵塊を産み付けます。その卵は、マシュマロのようなあるいは柔らかい発泡スチロール状のものに入っています。大型で不思議なアオガエルでふだんは山の中に生息しているようです。ここの田んぼは山に面しているので、毎年この時期に卵を産みに来るのでしょう。
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