東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ニンジン、最後の間引き

2008年09月07日 | 野菜:根菜

 7月26日に種を蒔いたニンジンの最後の間引きをしました。このところの長雨で成長が心配ですが、順調にいけば11月にはまるまるしたニンジンが収穫できる見込みです。

        ニンジン同士の間隔が5cm位になるように最後の間引き


 ニンジンはこれまで苦手な作物でした。種を蒔いたあとに乾燥することがあって、発芽に失敗することが多かったからです。また、乾燥をさけるために筵をかぶせていたら、徒長しすぎて失敗することもありました。
 今回、寒冷紗を使用したたためか、比較的うまくいきいっせいに発芽しました。しかし、モグラが穴をを空けたところだけは最後まで発芽しませんでした。

               間引きを済ませたニンジンの畝


 ニンジンを間引いているとニンジン独特の臭いが漂います。山椒の葉の臭いに似ています。同じ臭いに惹かれるのか、山椒もニンジンもアゲハチョウの幼虫が葉を食外します(綺麗なチョウチョですが)。

               ニンジン目線で撮影したニンジンの林


 子供の頃、ニンジンは嫌いな食べ物でした。苦味のある味が特に嫌いでした。しかし、品種改良されて苦味のあるニンジンは市場から消えたようです。ちょっと寂しいですが、色や見栄えが良く美味しいものへの市場の要求の結果なのでしょう。

         下から見上げたニンジンの葉、しっかり立っています

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