東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

耕運機始動装置の修理

2008年09月01日 | 農機具,工具

 昼に夜勤業務から帰って、一眠りしてから夕方近く畑に行きました。そろそろ秋冬野菜の準備をしなければならないのですが、このところの天候不順で作業に入れず困っています。
 今日は最初に、調子が悪かった耕運機の始動装置の修理をしました。始動ロープを手で引っ張ったあと手を離しても元のように戻らない故障です。耕耘機ではよくある故障の一つです。

              元に戻らず、だらりと垂れた耕運機の始動ロープ


 耕運機を長年使用していると、始動装置が錆びたり,水や泥が入ったりしてだんだん始動ロープの動きが悪くなります。この耕運機も代かき作業の頃から始動ロープがスムーズに動かなくなりました。始動装置を耕運機が取り外して修理することにしました。

       始動装置のネジを外す         取り外した始動装置
 

 始動装置をはずして中を見るとたくさんの泥で汚れていました。泥を取り除いた後、装置の中心部分に潤滑油CRC556を吹きかけました。そして、始動ローブを2,3度引っ張ったり離したりしているとスムーズに回転するようになりました。

           始動装置の中心部に潤滑油CRC556を吹きかける


 次にエンジンを回すための爪がちゃんと出ることを確認しました。そして、元のように始動装置を耕運機に取り付けました。ためしに始動ローブを引っ張るとエンジンが回ります。そして、手を離すと始動ロープはスムーズに元のように戻ります。これで修理は終わりです。 短時間で修理が終わったので、畑の草刈りや畑に掛けた防鳥網をはずしました。

            修理した始動装置を耕運機に取り付け


 元小麦畑の防鳥網をはずしましたが、背丈以上に育った雑草や蔓が絡みついてはずすどころではありません。雑草を刈ったりポールを抜いたりしていて、とても疲れたので途中で作業をやめました。明日以降、時間が空いたら再挑戦しようと思います。網をはずさないと、晩秋に麦の種を蒔くことができません。

コメント (2)
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