東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

大きく成長した里芋

2008年09月08日 | 野菜:芋類
 野菜などは手入れの行き届いた畑で作っていますが、里芋だけは水気が多い斜面で野放しで作っています。作っていると言うよりも、葉が茂るにまかせています。とても日当たりが良く適度な水分がある場所のため旺盛に育っています。そして、雑草に負けないで元気に育っているため手入れは必要ありません。晩秋には収穫が期待できそうです。

            野放しでも大きく葉を茂らせ育っている里芋


 特に肥料はやってはしません。草刈りしたあとの枯草を根元に敷き詰めているため、それが腐って適度な肥料になっているのではないかと思います。それに南向きのため日差しが良いこと、そして湿った土が里芋にとても良いのではないかと思います。

              大きくてつやのある葉、葉脈が透けて見える


 里芋は子供の頃によく食べました。冬の食べ物ですが、晩秋に株ごと掘り出して小芋と孫芋を分けます。そして、樽に水といっしょに入れて木の道具で交互に強く反転往復させているとしだいに茶色の皮がむけて白くなります。煮物などの食材として使いますが、味がしみ込みほくほくした触感は最高です。

           空に向かってそびえる里芋の葉と茎
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