先日、大学生が稲刈りして残ったワラと小豆畑で取った草残渣を細断しました。その細断した切りワラと草残渣をすべて畑に散布しました。一年位雨風に当てて腐らせ堆肥にしたものを散布した方が畑には良いのですが、そんなに待てないのでこのまま散布しました。去年は大学生が大勢来て稲の脱穀と細断と散布を同時にしました。
細断したままの切りワラと草残渣を箕に入れる
資料によると、堆肥化していない生ワラを土にすきこむと土中で腐る時に窒素分を奪うそうです。すると種を蒔いても窒素分が少ないためにあまり育ちが良くないとか。しかし、切りワラを堆肥化させるための場所を専用に使うほど畑は広くありません。収益向上を狙うわけではないのでこのまま散布して約10日後この場所に麦の種を蒔く予定です。
半分湿ったワラと草残渣 ワラと草残渣を畑に散布
生ワラと草残渣を散布した畑はすぐに耕耘機で耕します。そして、土の中にうないこみます。そして、11月末には麦の種を蒔く予定です。生ワラは麦には良くないはずですが、生ワラと草残渣は来年の夏ぐらいまでにゆっくりと腐って畑土の一部になると思います。
麦の種を蒔く予定の畑一面に広く散布
このところ天気が良いのであわてて耕耘する必要はありませんが、天気予報で雨が降るとなればその前日にでも耕耘機で耕すつもりです。今後、麦の種蒔き,タマネギの植え付け,稲の脱穀。網の修繕,籾摺り精米など、しぱらくは仕事の合間を見ながらちょっとずつ冬支度をしようと思います。
切りワラと草残渣を散布し終わった畑