東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲ワラと雑草の細断作業

2010年11月04日 | 稲:その他



 稲を脱穀した後に不要となった稲ワラをワラ切りカッターで細断しました。稲ワラはそのままでは簡単には腐りませんが、細かく切ると腐りやすくなります。また、土にうない込みやすくなります。さらに、耕耘機で土と混ぜる作業をしてもロータリーに巻きつくことがなくなります。曇り空の下で、もくもくと稲ワラを細断しました。

    一人が稲ワラをワラ切りカッターに入れ、一人が細断された稲ワラをかき出す


 今回使ったワラ切りカッターは先日ナスの残渣処理に使いました。その時は手回しで細断しましたが、今回は量がとても多いので発動機を使ってワラ切りカッターを動かしました。このため、2時間程度ですべての稲ワラと雑草束を細断することができました。

     発動機でワラ切りカッターを回す          細断された稲ワラが下に落下
 

 2時間も稲ワラを細断すると、足の踏み場もないほどの結構な量の細断された稲ワラがたまります。この稲ワラは風雨にさらして腐らせた後、畑にばら撒いて耕耘機で土に混ぜます。一種の土の改良剤として使います。

             足の踏み場もないほど、山のようになった細断された稲ワラ


 稲ワラを細断し終わると、次に先日小豆畑で刈り取った雑草の山を細断しました。枯れた雑草は雨に当たって半分発酵したような状態でした。さらに、先日の台風で雨に当たって湿っていました。

   稲ワラの裁断後、湿った雑草を細断          ぼろぼろになって湿った雑草
 

 細断した稲ワラや雑草はワラ切りカッターの下に溜まります。溜まった稲ワラや雑草は、溜まらないように次々に熊手でかき出します。そして、ワラ切りカッターとは別の場所に積みます。休憩なしで2時間ほどの作業でしたが、じんわりと汗が出てきました。

                 稲ワラと雑草の細断作業をしたY(右側)さんとTさん

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