東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ナスの収穫と剪定,3本仕立て

2011年07月18日 | 野菜:果菜

 この猛暑の中、5月上旬に苗を植え付けしたナスの剪定をしてついでに仕立てもしました。最初に、余分な葉や茎をハサミで除去する剪定をしました。ナスは剪定をしないと、次々に新しい枝や茎が出てきます。すると葉などが茂り過ぎてしまい、結果としてたくさんの花が咲き続けて小さなナスや変形ナスが多く成ります。また、風通しが悪くなるため病気にもかかりやすくなります。

       余分な茎をどんどん剪定           残した茎を支柱に結びつける
 

 ナスを剪定するついでに、食べられるほど大きくなっていたナスを収穫しました。このところの日照りでナスはなかなか大きくなりませんでしたが、それでも三個のナスは食べられる大きさになっていました。今年の初ナスです。

           剪定するついでに、大きくなったナスをハサミで切って収穫


 猛暑の影響でしょうか、今年はナスの害虫であるニジュウヤテントウムシを全く見かけません。ナスやジャガイモなどの葉を食べるニジュウヤテントウムシは、猛暑に弱いのでしょうか。去年も、春先にこの害虫が発生しましたが猛暑の8月にはパッタリいなくなってしまいました。

        綺麗で美味しそうな初ナス3個を収穫、夕食で食べる


 剪定するついでに、枝3本に仕立てるようにしました。剪定が終わると、それぞれの株元に2本の支柱を追加して刺しました。もともと一本の支柱を立てていますので、1株あたり計3本の支柱を立てました。そして、3本に仕立てた枝をそれぞれ支柱に結び付けました。

 株あたり支柱を2本追加、計3本の支柱      1本の枝を、1本の支柱に結ぶ
 

 このところの日照りで、畑はカラカラです。支柱はなかなかナスの根元に刺さらなくて困りました。今後雨が降って土が緩んだときに改めて強く深く刺そうと思います。今回の剪定・仕立てでナスは日当たりが良くなるため、今後大きなナスが成りそうです。ナスは晩秋まで長期収穫できる重宝な野菜です。これからどんどん収穫できる見込みですので、畑に行くのがとても楽しみです。

                剪定して3本に仕立てたナス、今後の収穫が楽しみ

コメント
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