猛暑の中で、長ネギの除草と土寄せをしました。この長ネギは一昨年の秋に種まきして去年の初夏に植えつけしたものです。その後何度か収穫しました。そして、この春の収穫後の残りを株分けしたものです。それ以来ほとんど草取りしていなかったため、すっかり草が生い茂っていました。この秋に美味しい長ネギを再び収穫できるように、除草と土寄せをしました。
長ネギの間に生えた草を手で引き抜いて、箕に入れる
長ネギの間に草が生えているため、クワでは除草できません。このような草はじっくり腰を落として手で引き抜くようにして除草するしかありません。土が乾燥しているため、雑草も土中にしっかりと根を張っています。このため、茎だけ抜けて根が残ることがあります。
除草前の長ネギ畝南側 除草後の長ネギ畝南側
根が残っていると、すぐに雑草の芽が出てきます。特に雨が降るとあっと言う間に雑草が本のように生い茂ります。このため、根が残らないようにしっかり女装する必要があります。照りつける日差しが突き刺さりますが、ここが踏ん張りどころです。根ごと丁寧に除草しました。
除草前の長ネギ畝中央 除草後の長ネギ畝中央
手で引き抜いた雑草は、すべて箕に入れて別の持って行き捨てます。除草後の草をそのまま放置しておくと、その後の耕運などで邪魔になります。畑脇の斜面などの日陰に捨てます。捨てた草はそのまま枯れて腐って肥料として使えます。
平クワを使って除草したばかりの長ネギに土を寄せる
除草が終わると、今度は平クワを使って土寄せをしました。土寄せは、長ネギを安定させたり、取り残した雑草を土で覆う役割などがあります。そして、これからのシーズン台風などで作物が倒れるのを防ぎます。
土寄せされた長ネギ、日照りで土がカラカラに乾く