東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

黒斑小豆が食害にあう

2011年07月28日 | 野菜:豆類ほか

 先日耕運除草した黒斑小豆を間引きしようと畑に来たらびっくりしました。いくつかの小豆の葉が食べられて丸裸になっていました。これまでせっかく大事に育ててきたのにがっかりです。何らかの害虫が発生して葉をきれいに食べてしまったようです。

                   害虫に葉を食べられ丸裸になった小豆


 食べられた小豆の根元には黒い糞がたくさん落ちていました。丸裸になった小豆にはもう害虫はいませんでした。近くの小豆に移動してそこでまた食害していると思われました。そこで、害虫がいないかあちこちの小豆を目をこらして探しました。すると、丸々太った害虫が茎で休んでいました。

   大量の糞が落ちていた小豆の根元        茎で休む丸々と太った害虫
 

 害虫をそのまま潰すのは忍びません。休んでいた害虫には可愛そうでしたが、手で摘んで遠くの土手へ投げ飛ばしました。いろいろ探すと何匹もの同じ害虫がいました。同様に手で摘んで遠くへ放り投げました。
 面白いことですが、作物単体だけを栽培すると、今回のように害虫の被害によくあいます。しかし、去年のように雑草の中で栽培すると害虫があまり発生しません。雑草が生えたわりには収穫量が少なくなかったのが不思議です。雑草を一緒に生やしたり、いわゆるコンパニオンプランツを一緒に植えることの大切さを今回知りました。

                   被害を免れた小豆、今後も害虫に注意要

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