東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小麦の刈り取り(3/3)、田布施町 麻郷地区福祉員集会に参加

2013年06月12日 | 麦,穀類,雑穀



 今は梅雨のシーズンで、さらに明後日台風3号が来るらしいとのこと。麦は、雨などで穂が濡れると穂発芽してしまって収穫できなくなってしまいます。稲では秋の長雨で穂発芽して、がっかりしたことが何度もありました。
 もう一か所の小麦畑の小麦が穂発芽しないように、特急で刈り取りました。※その後の天気予報で、台風は進路を外れて山口県には来ないようです。

      急いで小麦を刈り取り               刈り取った小麦をはさに掛ける
 

 もう一か所の小麦畑は、前回刈り取った小麦畑より広いため刈り取りに時間がかかりました。刈り取った小麦を干す場所も、余分に作る必要がありそうでした。そのため、竹林に行って必要な本数の竹を切り出しました。

           小麦畑を半分刈り取った段階で、干す場所を横に延長


 小麦畑の約半分を刈り取って干した段階で、干す場所が足りなくなりました。このため、干す場所を横に延長しました。そのため、3mの竹竿をさらに6本切り出しました。切り出した竹竿を肩に担いで小麦畑に持ち込みました。ふだん力仕事をしないため、竹を担いだ肩が痛くてたまりません。

  稲刈機で刈り取っては麦束を収集         収集した小麦束をはさに掛ける
 

 ところで、今回刈り取った小麦畑は普段から風が強い場所です。このため、風上側の小麦はだいぶ風下に向かって倒れていました。このため、倒れた小麦を稲刈機が刈り取りできない事態が発生しました。来年は、肥料を少なめにする,暴風対策をする,そして背が低い品種にするなどの対策をする必要があると思いました。

                  倒れなかった小麦、無駄なくきれいに刈り取り


 倒れた小麦は手で刈り取るほかはありません。しかし、梅雨のシーズンいちいち手で刈り取る時間的余裕はありませ。今回は、刈り取りせず倒れたままにすることにしました。倒れた小麦、スズメなどの鳥の餌として食べてもらうことにしました。よかったね、スズメさん。

     すべて刈り取り終わって休憩        干した小麦に雨避けシートを被せる
 

 倒れた小麦は今のところ放置したため、小麦畑には落穂などが散乱しています。今回刈り取った小麦は7~10日後に脱穀する予定です。それまでに落穂を集めて細断しようと思います。そして干した小麦を脱穀後、今度は秋に収穫する予定の黍や大豆の種をまくつもりでいます。
 今後は、脱穀、種まきがメジロ押しです。さらに、雑草もだいぶ茂ってきましたので除草もしなければなりません。これからますます暑くなりましす。体調を管理しながら、ほどよく農作業しようと思います。
 ところで大麦ではより顕著ですが、小麦を刈り取っていて禾(麦穂のトゲ)が知らない間に、手首や首から体に入るようで、体中がかゆくてたまりません。手首は一番麦に触るので、赤く発疹状のものができてしまいました。途中、腕カバーをして作業しました。それに、話し相手無しのたった一人での農作業はなんだかよけい疲れます。農作業を一緒に楽しむ仲間を作ったらどうかと思っています。

                たくさんの落穂が残る、刈り取りが終わった小麦畑


 ところで、今日(11日)の午前中、麻郷公民館で麻郷地区福祉委員集会がありました。今年から、高塔地区の福祉委員になったので参加しました。そして、地区別に集まって地区の福祉にかかわる問題点などについて話し合いをしました。麻郷で総勢80人くらいの福祉委員の方が参加していました。ほとんどの福祉委員は私の知らない方でしたが、7,8人は私の知っている方でした。

                  最初、福祉委員の役割などについての説明

コメント
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