東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

陸稲(うるち)の除草、そろそろ小麦の収穫時期

2013年06月01日 | 麦,穀類,雑穀

 先日種まきした陸稲(うるち)畑、しばらくほっておいたら、いつの間にか雑草がびっしり生えていました。雑草と陸稲が混在状態です。このまま放置しておくと、だんだん雑草の方が勢いを増して陸稲が雑草の間に埋もれてしまいます。

     雑草がびっしり生えた陸稲畑       雑草に囲まれた陸稲(〇の部分)
 

 手に負えなくなる前に雑草を刈り取ることにしました。最初、幅が狭い耕耘機を使って畝間の除草をしました。畝間は80cmにしています。耕耘幅は60cmですので、陸稲が生えている20cmが除草対象から漏れます。1往復して除草しました。

               畝間80cmの陸稲畑を、耕運幅60cmの耕運機で除草


 次に、耕運機での除草から漏れた20cmの場所を除草しました。この場所は、どうしても手で除草するしかありません。最初、株になっている陸稲の周りの雑草を円周状に手で抜いて除草しました。
 除草しながら思いましたが、どうして雑草はこんなに成長が早いのでしょうか。反対に陸稲は雑草よりはるかに種が大きくて栄養(胚乳)がたくさんあるのに、どうして成長が遅いのでしょうか。やはり、人間に都合が良いように品種改良を重ねた結果ではないかと思います。

        雑草に埋もれた陸稲           陸稲の株周りを円周状に手で除草
 

 陸稲の株周りを手で除草すると、今度は平クワを使って株周辺に残った雑草を綺麗に除草しました。これで、陸稲畑の雑草は無くなりました。しかし、まだまだ梅雨が続きますので油断をしていると再び雑草が生えてきます。陸稲が十分に大きく成長すれば、もう除草の必要はありません。それまでは、今回のようにまめな除草が欠かせません。

                陸稲(〇の部分)の株周りの雑草全てを除去


 ところで、小麦がようやく収穫時期を迎えました。緑だった茎や葉がだんだん黄色一色になってきました。穂の小麦粒を摘まんでみると、まだ柔らかいため刈り取りは一週間後頃になると思います。それまで、スズメなどに食べられないように注意する必要があります。被害が大きくなるようであれば、防鳥網か防鳥用てぐすを張ろうと思います。

        そろそろ収穫時期が迫った小麦畑、緑がだんだん黄色一色に

コメント (3)
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