東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施川の源流ウォーキングのための調査(2/3)

2013年06月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

  今回は、バイクで多賀神社に行きましたが本番のウォーキングでは歩きます。このため、歩いた場合のコースを考えながら走りました。多賀神社入口からしばらく行くと、お手製の展望台が現れます。この展望台のすぐそばに、教円寺への下り道がありました。今は、車が通ることができる舗装道路がありますが、この舗装道路がない時代は、もしかしてこの山道が田布施と小行司をむすぶ幹線だったのかも知れません。

     手製展望台そばの大石             小行司の方々が作った展望台
 

 教円寺への下り道から少し行った場所に、小行司郷江方面への下り道がありました。この道は、郷江地区からの多賀神社への入口へとつながっていると思われます。この道を本番ウォーキング前に実際に歩いてみようと思います。歩きやすいように階段があり、道脇には桜の大木がありました。春は桜が見事に咲くのではないとか思います。

               多賀神社から小行司郷江への山道、左は桜の大木


 この神社、今は舗装道路で車さえあれば簡単にお詣りすることができました。しかし、昔は今のような舗装道路は無く、人がやっと歩くことができる山道しか無かったはずです。昔の人は、この山道を往復してお詣りしていたのだと思います。

   多賀神社から見た柳井火力発電所       誰もいない静かな多賀神社
 

 多賀神社の石段から、田布施や平生方面が開けています。そして、その向こうには瀬戸内海の島がよく見えました。馬島,佐合島,長島などがよく見えました。目をこらすとわずかに四国の山々が薄く見えました。石段に座って休憩しながら、田布施や平生の町並みや海に浮かぶ島々を確認しました。

      多賀神社から田布施平生方面を見下ろして、左〇は平生湾,右〇は馬島


 多賀神社は何度も来た場所ですので、あまり詳しくは見回りませんでした。1,2回建物の周りを巡ったり、何本もの大樹を見上げました。昔を思いながら、どうしてこんな不便な場所に神社を建てたのか不思議です。一種の山岳信仰なのでしょうか。あるいは、山のいただきに何か神々しい何かを昔の人は感じたのでしょうか。

    多賀神社の境内から山門を見て            山門から境内を見て
 

                  調査のため走り回った多賀神社付近

コメント
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