1ヶ月位前のことでしょうか、この3月まで田布施町の麻郷公民館長をしていたA君から、麻郷ふるさと会が関わっている麻郷嵯峨音頭を見に来ないかとの誘いがありました。そこで、その麻郷嵯峨音頭の説明会に行ってみました。残念ながらA君は体調を壊して欠席でしたが、麻郷嵯峨音頭の歴史を聞いたり実演を見ることができました。開催にあたり最初に挨拶したのは、3月末にA君と一緒に麻郷内を防犯パトロールしたKさんでした。そのKさん、私の妹の同級生だとのことを後で知りました。
Kさんによる麻郷嵯峨音頭説明会の挨拶 最初、調子合わせのためのリハーサル
この麻郷嵯峨音頭は、400年位前に京都嵯峨地方の念仏踊りが伝えられたものがルーツだそうです。録画された音を聞いていると、私もどこかで聞いたような懐かしさを覚えました。子供の頃、どこかの盆踊りで聞いたことがあるのでしょう。私の母親もこの踊りのことを知っているので、この地域で古くから受け継がれてきたことは間違いないようです。時間があれば、この踊りの練習にできるかぎり参加してみようと思います。なお、子供が二~三十人、大人も同じくらい来ていました。そして、中国新聞など3紙の新聞記者も取材に来ていました。
この田布施や麻郷にいる同級生や知人は、この嵯峨音頭をはじめとして,ボーイスカウト,スポーツ,福祉,芸能,文化活動などで地域に幅広く根付いて貢献しています。私は40年近く都会にいたせいか、この地域に根付いているものが全くありません。
ささやかながら、起動に乗り始めたウォーキングクラブで地域の方々の心身の健康活動を,4月からの福祉委員活動で地域の方々の福祉活動を,そしてこの麻郷嵯峨音頭などの伝統文化活動を、普段の農作業に負担がこない範囲でお手伝いできたらと思っています。
麻郷嵯峨音頭の太鼓をたたいて実演してくれた子供達