東京に行っている間にスモモが収穫時期を迎えていました。スモモの木には鈴成りに実がぶら下がっていました。枝を摘まんで揺らすと、熟れたスモモの実が2,3個落ちてきます。そして、実の甘い匂いに釣られるのでしょうか、カナブンが飛び回っていました。
真っ赤なスモモの実、上を見上げると鈴なり
落ちた実を手に取ると、少しプニュプニュと柔らかいので熟していると分かります。たくさんある実の一つ、皮を摘まんではがします。すると、ジューシーな黄色の果肉が姿を現します。そのままかぶりつくと、桃に似た優しい甘さが口内に広がります。
触ると少しプニュプニュ柔らかい 皮を剥がして一口食べる
今の時期は、初夏の果物がたくさん収穫できます。先日から収穫しているビワ、もうそろそろ終わりです。スモモは今が最盛期で、一週間後頃が終わりです。そして、スモモと入れ替わるように次は桃の番です。
桃はスモモの後のはずでしたが、今回思いがけなく早生の桃が収穫できました。熟し具合を確かめていると、ポロリと枝から落下した桃です。まだ硬いのですが、食べることができそうです。
初夏は果物の収穫シーズン、スモモ,ビワ,そして早生桃
スモモ,ビワ,そして早生桃以外に、ブルーベリーが初収穫できました。5月に苗をいただいたブルーベリーですが、たくさんの実の中に黒く熟しているものがありました。このブルーベリーは実が巨大です。小さな実のブルーべりーしか知らなかったので驚きました。黒い実を一口食べると、少しとろりとした上品な甘さでした。黒くなる途中の実は、熟していないのか酸っぱさが残っていました。
黒くなったブルーベリーの実を採種 巨大な実はとろりとした上品な甘さ
ところで、今は梅雨のシーズンです。東京に行っている間に、我家のアジサイが満開になっていました。アジサイは最初青色ですが、だんだん赤みが出てきます。土の酸性度がアジサイの花の色と関係があるとのことです。
満開のアジサイ、葉の緑と対照的な青色
アジサイに合わせて、この時期に咲く花があります。それは紫ツユクサです。東京で暮らしていた時に庭で咲いていたものを、山口県に持って帰ったものです。やはり花の色は青色です。梅雨のシーズン、アジサイや紫ツユクサの花が景色に溶け込み綺麗です。
可憐な紫ツユクサの花 白く大柄なクチナシの花
そして毎年この時期、クチナシも花を咲かせます。低い樹木に似合わず、大柄で白い花びらです。この花が散ると、橙色の変わった形のクチナシの実ができます。この実は、たくあんなどの食品の色付けに使われます。去年、たくあんの色付け用にクチナシの実を採種して乾燥しました。
別の品種のアジサイも満開、周囲だけ大きな花弁