今年は小豆の種まきが遅れ、8月中旬になってしまいました。このため、背が低く収穫も大幅に遅れてしまいました。しかし、小豆は種まきから収穫までの期間が短いため助かります。今回収穫した小豆は、霜のため葉がすっかり落ちていました。枝にぶら下がるように残った小豆の鞘をもぐだけです。
小豆を植えた畝に座り、のんびりと鞘をもぐ
去年は種を蒔くのも標準の7月、収穫も標準の10月末でした。このため、11月初めには美味しい水羊羹を作ることができました。今年は、収穫も食べるのも1ヶ月遅れとなりました。それでも、収穫は楽しいものです。パックリ割れた鞘から小豆が顔を出すと自然に笑みがこぼれます。近日中にお汁粉か水羊羹を作ろうと思います。
葉が落ちて鞘だけの小豆 鞘から顔を出す小豆
小豆の鞘を収穫すると、小豆の畝を整地しました。収穫し終わった小豆の茎を根ごと引き抜きました。そして、たき火をする近くに並べました。乾いたら燃やします。畝は別の野菜を植えることができるように耕耘機で耕しました。
根ごと引き抜いた小豆の茎 小豆の畝を耕耘
収穫した小豆の鞘は天日で干しました。まだ、湿っている鞘があるためです。数日カラカラに干した後、くるり棒でたたいて鞘と小豆を分離します。鞘は捨てて小豆だけを取り出します。そして、唐箕を使って小豆とゴミを風選します。そうして小豆粒が収穫できるというわけです。私は豆の中でも小豆が一番好きです。その小豆色がまたいいです。母親がこの小豆を使って小豆御飯を作りたいと言っていました。
天日干し中の小豆の鞘、数日間乾かしカラカラに乾燥させる