1週間ほど前の放課後学習 成器塾、綿畑で収穫した綿から種を分離する綿繰り体験をしました。綿繰器のハンドルをくるくる回しながら回転する双丸棒に綿を通します。すると、種が手前に落ちて、綿だけが向こう側に落ちます。次から次に綿を通して種と綿を分離しました。その体験が終わると干柿作り体験をしました。枝に付いた渋柿を剪定バサミで切り落とすことから体験を始めました。その後、10個ほどの渋柿の皮を剥いて紐に吊るして完成です。
枝に付いたたくさんの渋柿を、剪定バサミで切り落とす
干柿を作る体験の前に、包丁の研ぎ方などを教えようと思っていました。しかし、小学4年生には早すぎたようです。そのため、包丁の渡し方や両刃と片刃などの違いを学習するだけにとどめました。渋柿はピラーを使って皮を剥きました。ピラーで連続的に皮を剥くことはまだまだ難しいようでしたが、根気強く渋柿の皮を剥いていました。
綿繰器で綿繰り体験 枝から柿を切り離す 柿の枝本はT字型に切る
10個ほどの渋柿の皮を剥ぐと、いよいよ吊るします。今回の体験では一番簡単な結びかたを使いました。渋柿のT字型に切った枝に2回巻くだけの方法です。すべての渋柿を吊るし終わると、消毒しました。いろいろな消毒方法がありますが、私は40度以上のアルコール飲料を噴霧する方法をとっています。今回作った干柿は持って帰ってもらいました。お正月頃、美味しい干柿ができているでしょうか。我家も、これから干柿作りに入ります。
ピラーで渋柿の皮を剥く 皮を剥いた渋柿を吊るして消毒