東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

楽しかった山陰(島根県)史跡巡り旅行(3/7)

2019年12月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

 11月の山陰史跡巡りの続きです。朝、松江駅近くのホテルを出ると松江城に行きました。松江城は平成27年に国宝に指定されました。戦国時代末期の慶長年間に建てられ、当時の城の様式を色濃く残しているからではないかと思います。山陰地方は戦国史に残るような戦いはあまりありません。この城も戦い巻き込まれたとの話は残っていません。個人的には山陰の戦いと言えば、大内氏が尼子氏を攻めた月山富田城の戦いや、織田信長の中国攻めでしょうか。松江城は戦国時代が終わる頃に建築されたので戦いは無かったのでしょう。

         松江城に入って見学する前に、城前の広場で


 松江城が国宝になったことで、それ以前に国宝になった犬山城を思い出しました。犬山城は木曽川沿いに建てられたお城で、まさに戦国時代の室町時代(1500年代)に建てられました。私が入社した20歳代前半に犬山城に来たことがあります。戦国時代を生き抜いた城だけあって、使い込まれた感じがありました。松江城よりも実戦向きだったように思いました。また、当時の人々の身長が低かったためか天井が低くかったような気がしたことを覚えています。

 松江城へ向かう石階段   天守閣最上部下の階段  最上部から望んだ松江市街
  

 松江城の天守閣の階段で不思議だったのは、最上部に登る階段に当主や家来が登る階段とは別に小姓が食事などを持って上がる階段があるとのことでした。後者の階段はどれか探しましたが、よく分からずじまいでした。さすがに天守閣最上部からの景色は見ごたえがありました。松江市街を360度見渡すことができました。

一畑薬師への長い石階段    一畑薬師に到着    ホカホカの一畑饅頭
  

 松江城を出ると、宍道湖沿いの道を通って一畑薬師に向かいました。しばらく山の中に入り一畑薬師の駐車場に到着しました。本来ならば、千段以上ある石階段を登って一畑薬師にお詣りするのが本当のようです。しかし、お年寄りに千段もの石階段を登らせるのは酷です。そのため今は、駐車場から少し歩いて100段程度の石階段を登れば一畑薬師に行くことができます。一畑薬師は中国観音霊場の第二十六番札所です。ちなみに平生町の般若時も同じく中国観音霊場です。一畑薬師で、私は孫のためにお守りを買いました。その後、ホカホカの一畑饅頭を食べて日御碕へと向かいました。

        今回訪れた山陰(島根方面)史跡巡りのコース

コメント
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