都留市を眼下に尾根道をどんどん歩くと、白木山山頂に着きました。ここまで来ると、もうすぐパノラマ展望台に着きます。立ったまま数分間休憩するとすぐに歩きました。しばらく歩くと、数人が休憩しているパノラマ展望台に着きました。360度見渡せる展望台かと思っていたら、意外と視界が狭かったのは少し残念でした。都留市街を見渡しながら、水分を取りしばらく休憩しました。これから登る、都留文科大学の裏山が遠くに見えました。
パノラマ展望台から見下ろした都留市街
展望台を過ぎると、山道はぐっと下りました。そして、水道橋の下に降りました。水道橋の真下に来ると、巨大なアーチ構造になっていることが分かります。アーチの真下で手を叩いたり大声を出すと、音が反射して不思議な反響音が響きます。柳井市のワンワン寺のような音です。水道橋から離れた所に馬頭観音が見えました。少し道を外れて、その馬頭観音や傍の大室神社を見学しました。ここから道を下ると都留市街に戻ることができますが、馬頭観音を見学すると再び尾根道に戻りました。
都留市街を見下ろす尾根 巨大な水道橋のアーチ 馬頭観音と大室神社
尾根道に戻ると、再び快適な山歩きです。平日だったため比較的年配の方々が多く歩いていました。何人もの方々を追い越しながら、また追い越されながら歩きました。風も吹かず晴れた木漏れ日の中をのんびりと歩き続きました。途中に東屋がありましたので、座って少しばかり休憩しました。しかし、少し休んだだけでも体が冷えます。10分も経たないうちに歩き始めました。
木漏れ日の明るい尾根道 日差しを浴びてまばゆいモミジ
私が20歳代の頃、都留市の山にはよく登りました。今でもよく覚えているのは、登攀の訓練をする三ッ峠です。広い岩壁には登攀訓練するたくさんの人達が取り付いていました。私は登攀(ロッククライミング)が得意ではありませんでしたが、沢登りや軽度の登攀はこなしました。そのため三点支持やロープワークなどの登攀技術を学びました。三ッ峠からは富士山がよく見渡せます。三ッ峠からの緩やかな尾根道を2時間程度下ると富士五湖に着きます。若い頃の懐かしい思い出です。
史跡巡りウォーキングした都留市南の低山