東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年もカブトムシ飛来、イノシシに食べられるカブトムシ達

2021年08月03日 | 生き物

 今年もたくさんのカブトムシが我家に飛来しています。昼間は見かけないのですが、夜になると大きな羽音をたてて窓にぶつかります。そこで、窓を開けてやると勢いよく部屋に飛び込んできます。そして、その勢いのまま障子や壁にぶつかります。その後また、羽を広げて部屋内を飛び回ります。ただ飛ぶだけならよいのですが、あちこちに当たるため、埃が舞い上がります。たまらず、カブトムシを捕まえて外に放り出します。カブトムシをめぐる、我家の夏の風物詩です。ところで、飛来するのはまだ雌ばかりです。雄は何処にいるのでしょうか。そのうち我家に飛び込んでくると思います。

  我家に飛んできた雌のカブトムシ、掴むと足先の爪で引っかかれ痛い


 カブトムシはよく飛来しますが、ここ2,3年クワガタはあまり飛来しません。たまに、雌が飛んでくるだけです。クワガタが育つ環境が減ってきたからではないかと思います。カブトムシはどこにでもある落葉で育ちますが、クワガタは朽木でしか育ちません。その朽木が減っているのかも知れません。ところで、カブトムシがよく集まるクヌギの樹に行ってみました。すると、窪みにカブトムシがいました。

    クヌギの幹    捕まえた雄のカブトムシ   雌のカブトムシ
  

 我家には落葉の吹き溜まりがあります。その落葉が堆積した堆肥場には、たくさんの雄のカブトムシの死骸があります。どのカブトムシも頭だけなのです。堆肥場でメスを待っている間にイノシシにお腹だけ食べられたのでしょう。もしかして、角が無いメスは頭ごと食べられるのでしょうか。堆肥場はイノシシに掘り起こされていました。今日探すと、4匹分の雄のカブトムシの頭がありました。カブトムシも生きるのは楽ではないのですね。

    掘り起こされた堆肥場        4匹分の雄のカブトムシの頭
 

コメント
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