数日前、刈り取った稲をはさ掛けする支柱を立てました。そして、バケツ稲を刈り取ってはさ掛けしました。今回、わら細工用の稲を栽培する一坪田んぼの稲刈りをしました。栽培した稲の品種はコシヒカリです。この稲は「こけひかり」と呼ばれています。つまり、背が高いため倒れやすい品種のはずでした。ところが、背が低く育つように改良されたのか、背が高く育ちませんでした。それとも育て方が悪かったのかも知れません。わら細工用には背が高い品種が良いので、来年はもう少し背が高い品種を栽培しようと思います。それと、一坪ではなく、五坪位に田んぼを広げてみようかとも思っています。
わずか一坪の田んぼの稲刈り、すぐに刈り取り終了
今から9年前東京郊外に暮らしていましたが、普通の田んぼで毎年のように稲を栽培していました。そして、近所の小学校の田植え、稲刈り、脱穀体験用の田んぼにしていました。ただし、昭和初期の稲作方法でしたので籾ふり、手植え、苗取りや手植え、稲の手刈りや足踏み脱穀などでお米を収穫していました。数人で協力しながらの稲作支援でした。病院の同僚を呼んで田んぼでバーベキューをしたこともありました。楽しい思い出ばかりの田んぼでした。
鎌で稲株を切る わらで稲株を結束 刈り終わった稲株跡
さて、たかだか一坪の田んぼです。数分とかからず稲刈りは終わっていまいました。あまりにもあっけない稲刈りなので、物足りなかったです。私が子供の頃は一年分食べる以上のお米を作っていました。そのため、大人も子供も総出で米作りをしていました。子供で手が小さかった私は、刈り取った稲株を何束も掴むことができませんでした。そのため、いったん刈り取った稲株を地面に置いて結束していました。鎌で手を切ったりしてよく怪我をしました。一家総出の稲刈りの光景が、今でも瞼に浮かびます。
一坪田んぼで収穫した稲束をはさ掛け