東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いハンマーナイフモアを修理(5/x)  直るか?

2021年10月20日 | 建設,工事,修繕

 時間がとれなくてなかなか進まないハンマーナイフモアの修理です。エンジンはかかるようになったのですが、エンジンの回転がスムーズに吹き上がらないのです。その理由は、ハンドルに付いているエンジンの回転を上げるためのスロットルレバーが効かないためです。レバーを回しても、それがエンジンのキャブレターに伝わらないようです。色々調べたところ、キャブレターとレバーを繋げるケーブルと内部を通るワイヤーが固着していることが分かりました。ケーブルを取り外して修理することにしました。

        スロットルレバーからケーブルを取り外す


 まず始めにスロットルレバー側のケーブルを取り外してみました。すると、やはりケーブルのワイヤーがスムーズに動きません。ペンチで挟んで引っ張ると、ようやくワイヤーが動きました。続いて、キャブレター側のケーブルを外しました。すると、やはりスムーズにワイヤーが動きません。そこで、ワイヤーを少し抜いて内部に油を何度も吹き込みました。その後、ワイヤーを出したり入れたりを繰り返しました。すると、少しずつワイヤーが動くようになりました。とても古いハンマーナイフモアですので、ワイヤーやケーブルの部品の在庫は無いと思います。少なからず動くようになったケーブルを再利用するしかありません。

レバー側ケーブルを外す  キャブレター側ケーブル    空気吸入口掃除
  

 動きが良くないもののケーブルを元の位置に取り付けました。そして、ハンマーナイフモアのエンジンを動かして試運転することにしました。燃料コックを開いて2,3回始動ロープを引くとエンジンがかかりました。まず最初に、前1,前2,後退の切り替えが効くか試しました。するとちゃんと動作しました。また、草を刈るハンマーナイフがちゃんと回転すると試しました。ちゃんと回転しました。そこで、試しに草が茂る畑に行きました。そして、正常に草を刈ることができるか試しました。
 すると、ちゃんと設定した高さで草を刈ることができました。しかし、左右タイヤの回転を制御する左右のクラッチがうまく効きません。特に左のタイヤを動作させるクラッチが正常に効きません。タイヤのクラッチ故障を修理しなければなりません。やれやれ!ハンマーナイフモアは、なかなか修理完了となりません。

  キャブレターに燃料ホースを繋ぐ      試しに草を刈ってみる
 

コメント
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