東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

銭壺山周辺の史跡巡りウォーキングの下見(2/3)

2022年09月28日 | 歴史探訪他ウォーキング

 由宇歴史民俗資料館、もう少しじっくり見学したかったのですが、時間が押していたためやむなく出ました。次、とても貴重な史跡があるとのことで、Sさんの実家近くに行きました。
 それは山陽本線を横断する水路の史跡でした。その昔、鉄道を敷設するため山裾を削ったそうです。そのため、線路から海側の田んぼに水を送れなくなったそうです。その解決のため、サイホンの原理を応用して丘を越えて水を流す水路を作ったそうです。いわばU字型になった水路トンネルです。いったん線路下に降りた水を、丘を登って通す特殊な水路トンネルの遺跡です。

             長い坂道の終点、銭壺山の山頂


 水路トンネル遺跡を見学すると、のんびりと坂道を登りました。川の左右に棚田が広がる桃源郷のような里を通りました。里の方でしょうか、数人が野良仕事する姿が見えました。しばらく登ると、先日の台風で落ちた枝を避けながら歩きました。この里は、川を中心にした素晴らしい里山にみえました。

 少しずつ高度があがる     大畑のバス停      黄幡神社を訪れる
  

 その後、JR由宇駅から通じる道に合流しました。そして、大畑地区を通過して古びた黄幡神社に寄りました。石鳥居をくぐると祠がありました。江戸時代に本殿が消失してからは再建されなかったとのこと。黄幡神社を後にしてしばらく歩くと、ふれあいパークの施設が見えてきました。 

    鳥居をくぐると小さな祠      もう少しで銭壺山頂上に到着
 

 ふれあいパークを過ぎた頃、小学生達がお昼ご飯を食べているのがみえました。どこの小学校か聞くと余田小学校の生徒さん達でした。お泊り教室とのことです。銭壺山周辺で自然体験をするのでしょう。子供達に別れを告げると、銭壺山山頂に向かいました。山頂はお地蔵様とテレビ塔があるだけの寂しい山頂です。日陰も無く日射が暑いので、展望台の東屋に向かいました。東屋に着くと、景色を堪能しながら遅めのお昼休憩としました。涼しい風が吹き抜け、少しばかり肌寒かった東屋の日陰でした。

       銭壺山に至る史跡巡りウォーキングの下見コース

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