東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小豆が開花、鞘(さや)も大きく

2022年09月06日 | 野菜:豆類ほか

 6月、麦を収穫した跡に小豆の種を蒔きました。その小豆が花を咲かせ始めました。マメ科特有の形をした黄色の花弁です。花の周辺をよく見ると、小さな鞘がたくさん出ていました。ところで、今は花盛りですがこれからカメムシや青虫などの被害が増えると思います。実際に鞘にカメムシが付いていました。カメムシは鞘の栄養を吸い取るため、鞘が小さいままで豆が育ちません。被害を防除するため、たびたび小麦畑に行ってこれらの害虫を退治しようと思います。

          開花した小豆の黄色い花と小さな鞘(さや)


 大豆もそうなのですが、豆が大きくなると今度は鳩の被害にあいます。豆は鳩の大好物のようで収穫する頃にやってきます。さすがに網を小豆畑全体に覆うわけにはいきません。「三割位の豆を食べさせてあげる代わりに、残りの七割は残してね!」の考えでいます。100%人間が収穫しようとするから農薬を使わざるを得なくなるのです。鳩やスズメは害鳥ですが、季節によっては害虫を食べてくれる益鳥です。人も鳥も共に自然の中で生きる生き物と思えばいとおしくなります。

   小豆の先端に付く花やつぼみ     マメ科特有の形をした小豆の花
 

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