東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

吊り玉用と生食用タマネギの育苗を開始

2022年09月09日 | 野菜:根菜

 9月になり野良仕事がかぜん忙しくなりました。秋冬野菜の種まきや植え付けです。今回、タマネギの苗作りを始めました。タマネギは11月に苗を植えるため、11月に苗を購入してそのまま植え付ければ事足ります。
 しかし、数年前苗が不作で購入できずタマネギを作ることができませんでした。それ以来、私は毎年9月~10月に育苗し、11月にその苗を植え付けています。今回種を蒔いたのは、普通の吊り玉タマネギと生食できる赤タマネギの種です。

         種を蒔いた後、土を薄く被せてから籾殻を被覆


 タマネギを育苗する前に、育苗する畝をつくらなければなりません。表面に生える草を刈った後、耕運機で丁寧に土を耕しました。その後、肥料の鶏糞と土を綺麗に混ぜました。そして、タマネギの苗作り専用の畝を仕上げました。そして、筋蒔きできるように数本の筋を引きました。最後にタマネギの種を筋に沿って蒔きました。

  耕運機で畝を耕す     種をまく筋を引く    赤タマネギの種を蒔く
  

 筋に沿って種まきが終わると、その上にふるいを使って細かな土を被せました。続いて、さらにその上に籾殻をふるいを使って被せました。籾殻を被せたのは雨のしずくが土を飛ばさないためです。そして、雑草が生えると目立ち除草しやすいためです。
 今後の野良仕事は、大根、チンゲンサイ、ホウレンソウなどの葉物野菜です。それらが終わると、麦、ソラマメ、エンドウ豆などの種まきが待っています。野菜だけでなく、ビオラ、花菱草、ボビーなどの春の花の種まきがあります。さらに、チューリップ、水仙、アネモネなどの球根の植え替えがあります。この秋も忙しくなりそうです。

    吊り玉タマネギの種まき         最後に籾殻を被覆
 

コメント
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