東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古き良き日本の光景、麦踏みの季節が到来

2022年12月16日 | 麦,穀類,雑穀

 少し前、今年最後のコットンクラブの集まりがありました。その最初15分位に麦踏みを手伝っていただきました。去年は子供と一緒に楽しく麦踏みしましたが、今年はコットンクラブの大人3人が並んで麦踏みしました。麦踏みした小麦は、初夏に刈り取りして天日干し後に脱穀したパスタ用小麦です。
 コットンクラブは、綿を栽培,収穫,カーディング,糸紡ぎ,染色,そして織りなどをします。最近では範囲が広がり、羊毛を紡いで織ったり、あるいはチクチク裁縫など手広くしています。思い思いに楽しく井戸端会議しながら活動しています。

           暖かい日差しを浴びながら、並んで麦踏み


 近年麦踏みする姿を見ることがありません。そもそも麦を栽培している農家はあるのでしょうか。私が子供の頃は、二毛作の田んぼで冬に麦を栽培している農家が多かったように思います。そして、今頃の季節どこの田んぼでも麦踏みをしていました。子供だった頃の私は、麦踏みする姿を横目で見ながら登校していました。麦踏みする時のサクサクと言う音を思い出します。麦踏みは子供達に体験させたい古き良き日本の光景です。

    麦踏みした後に倒れた小麦        麦踏み完了後の麦畑
 

コメント
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