東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小さなクルミ籠を製作(1/2)

2024年11月06日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 クルミの枝から剥いだ皮を使って簡単なミニ籠を作ることにしました。使ったクルミの皮は、熱湯に浸した枝から皮を剥いだものです。ところが、今回使った皮は一度煮たためか表も裏も茶色でよれよれでした。言わば劣った皮です。捨てるのはもったいないためその皮を使ってミニ籠にしてみたのです。ちなみに夏に収穫した皮は表側は白で裏側は茶色で綺麗です。

         型板にクルミの皮を交互に敷いて押しピンで固定


 以前クルミの皮を使って籠を製作してみましたが十分な出来ではありませんでした。今回は別の方法でミニ籠を作ってみました。
 最初にクルミの皮を2cmの幅で紐のようにハサミで切りました。その皮を型板の上で交互に重ねました。ただ、クルミの皮が厚かったため隙間なく互い違いにするに力が必要でした。力を緩めるとすぐに隙間ができるのです。その対策として、隙間ができないように押しピンで留めました。

クルミの皮を等幅で切る    型板とクルミの皮   型板にクルミの皮を交互に 
   

 型板に隙間なくクルミの皮を交互に敷くと、型板ごと裏返ししました。そして、クルミの皮を上に立ち上げました。そして、籠になるように再度クルミの皮を巻きました。
 次回は籠の縁にするクルミの皮を巻いてから、糸状に切ったクルミの皮を巻いて縁にしようにと思います。うまくミニ籠になるでしょうか。

  型板ごと裏返しにして立ち上げ      底側となるクルミの皮の模様
 


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