ヒエに続いてシコクビエが出穂しました。この雑穀の穂はとても変わった形をしています。手のひらのような形です。鴨の足のような形をしています。この形のため、静岡県などの山間地域では「カモアシ」と呼ばれています。
アフリカ原産の雑穀ですが、インドや中国を経由して古代に日本に渡来したようです。インドや東南アジアのシコクビエも栽培したことがありますが、穂の形が日本のものと異なって熟すと形が握りこぶしのように穂が丸まってきます。日本のものは手のひらを伸ばしたように反り返ります。また、穂の分岐が多いのが特徴です。
出穂し始めたシコクビエの穂(雑草メヒシバの穂のような形)
この雑穀は収穫時期がだらだらと長いのが特徴です。稲のように一度で収穫できません。日本の山間地域では昔から飢饉にそなえて栽培したそうで、だらだら長く収穫できることが飢饉に都合よかったのでないでしょうか。
収穫、脱穀した後に製粉して調理します。製粉すると茶色の粉になります。昔はダンゴにして食べたようです。実際に調理して食べましたが、それほど美味しくはありませんでした。
日本のシコクビエは、穂筋がピンと伸びて分岐が多いのが特徴
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