東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

長ネギの種まき

2010年04月06日 | 野菜:葉菜



 長ネギの種まきをしました。品種は九条ネギと言う、全国的に栽培されているネギの一般的なものです。ネギは苗を買って植えることが多いのですが、種まきをして苗を育てるのもいいものです。苗さえちゃんと作ることができれば、一人前ではないかと思います。

                長ネギの種を均一に散まき
 

 長ネギは散まきか筋まきします。初心者には筋まきの方が草取りなどの管理には都合が良いと思います。しかし、今回は散まきすることにしました。散まきがうまくいくには種を均一にばら撒く必要があります。種を指の間にはさんで揉み出すようにばら撒きます。

     手に持った長ネギの小さな種         畝に均一に種をばら撒く
 

 種を蒔くとその上に細かな土を振りまきます。小さくても小石が混ざるとうまく発芽できません。このため、ふるいを使って小石や土の塊が混ざらないようにします。また、雨が降って硬くなるような細かすぎる土(粘土のような土)も入らないようします。

        ふるいで選り分けた細かな土を種の上にふりかける


 土をかけると、さらにその上に籾殻をふりかけます。これは、主にネギの種がとても乾燥に弱いための対策です。昔は、籾殻の代わりにむしろを被せたそうです。むしろの場合は発芽後はすぐに取り外す必要があります。籾殻の場合は発芽後に葉が容易に上に出やすく、むしろより管理が容易だと思います。

       土をかけた上に、さらに籾殻を均一にばらまく

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