東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

疲れた!稲の脱穀準備 Part1

2009年10月14日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 午前中に深夜勤務を終わって10時頃に帰宅して寝付きました。午後2時頃に目が覚めました。起床するとすぐに、稲の脱穀準備作業をしました。18日に今年最初の稲刈りがありますが、干した稲の脱穀がすぐに始まります。このため、稲の脱穀がすぐにでもできるように半日かけて準備をしました。

  保管中の脱穀機と縄ない機      リヤカーのタイヤにに空気を入れる
 

 また、東京薬科大学の環境サークルASIATOの稲刈りはすでに始まっていて、すぐにでも稲の脱穀が始まります。そのサークルから今年も脱穀機を使わせて欲しいとの要望があり、そのためにもすぐに脱穀できるように準備しました。

     脱穀機を載せてゆるい登り坂道を、1人ので運搬は疲れる!


 脱穀機は鈴木牧場に保管させていただいています。鈴木牧場に行って脱穀機を運搬に使うリヤカーに乗せました。ところが、リヤカーは去年の秋以降使っていなかったため空気がすっかり抜けていてタイヤがぺちゃんこでした。すぐに家から空気入れを待ってきて空気を入れました。

     道路から畑へは急坂!リヤカー動かずいったん脱穀機を下ろす


 脱穀機を載せたリヤカーを1人で、よいしょ!よいしょ!と動かしました。しかしながら、ゆるいながらも長い登り坂でとても疲れました。畑前は急坂になっていたため、リヤカーは全く動きません。いったん畑前に脱穀機を下ろしました。下ろすと、今度は脱穀機を動かすためのディーゼル耕運機を畑に持ってきました。これは一昨年いただいた古い耕耘機です。エンジンをかけての運搬なのでこれは楽!続いて、脱穀した後に出るワラを細かく切るカッター(去年購入)を運び込みました。

     ディーゼル耕運機             ワラを切るカッターの搬入
 

 畑前に置いた脱穀機は私1人では押しても引いても動きません。このため、運搬機を使って動かしました。キャタピラー式の運搬機のため多少の坂やでこぼこはかまわず動きます。この運搬機を使うことによって脱穀に必要に機械をすべて運び込むことができました。
 これで一通りの脱穀の準備はできました。これらの脱穀機械類は今後、小学生の稲刈り脱穀体験大学生の脱穀作業多摩丘陵の自然を守る会の方々の脱穀作業などで次々に使いまわされます。

               脱穀機を運搬機の上に載せる


 この頃になるとだいぶ日が陰るようになりました。10月になるとすでに夜のほうが昼より長くなっています。急に暗くなり風も冷えてきました。急いで片付けをしました。運び込んだ農機具類にビニールシートをかぶせて夜露や雨に備えました。

     揃った脱穀関連の農機具        ビニールシートを掛ける
 

 とりあえず脱穀関連のすべての農機具を運び込みましたが、明日以降はそれらの機械がすぐに動くように点検したり、スムーズに動くように油をさそうと思います。また、燃料であるガソリンや軽油を買い揃えようと思っています。それにしても、徹夜明けの作業は疲れました。家に帰ってもう一度寝ました。

       夜露や雨に備えてビニールで覆った脱穀関連機械
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やれやれ、穴だらけのキャベツ

2009年10月13日 | 野菜:葉菜
 9月初めに移植したキャベツが穴だらけです。ちゃんと寒冷紗で虫が入らないようにしたのですが、どこか隙間があったのでしょう。害虫が入ったようです。このままでは、寒冷紗のなかでキャベツを食べられ放題です。
 そこで、寒冷紗を外して害虫退治をしました。穴だらけのキャベツの葉をめくると、いるいる!丸々太った青虫が何匹も葉の裏にいました。早速指でつまみ出して退治しました。これだけ穴だらけになると、12月頃の収穫時期にちゃんと玉になるか心配です。

         何匹もの青虫に食われて、穴だらけになったキャベツ
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高キビ(砂糖モロコシ)の緊急収穫

2009年10月12日 | 麦,穀類,雑穀
 台風による長雨で倒れ掛かっていた高キビ(砂糖モロコシ)が、台風通過後はすべて倒れていました。元のように起こすことはちょっと無理のようです。地面に倒れた穂をこのまま放置していると、せっかく実った実は腐ってしまいます。このため、だいぶ早いのですが未熟穂を含めて緊急に収穫しました。

          倒れた高キビ(砂糖モロコシ)から穂を刈り取る
 

 倒れた茎は根元からは切らないでおきました。しばらくして茎が立ち上がり、再度穂が出てくるかも知れません。そうなれば、茎から砂糖成分を抽出できるかも知れません。また、実をもう一度収穫できるかも知れません。

             倒れた茎を起こすことはもう無理、残念!


 収穫した実にはまだ青いものが混じっていましたが、かまわず束ねて干すことにしました。多少実は小さいものの食べることはできそうです。私1人では時間がかかるため、今回大学生2人に協力してもらっての緊急の収穫となりました。

             刈り取った穂を束ね、ワラで縛る大学生


 未熟な穂もいっしょに刈り取って束ね、それを農作業小屋の軒下に干しました。日当たりがとても良い場所のため、数日のうちに乾燥すると思います。ただし、乾燥すると縛った茎もしぼんで縮むため茎が抜けやすくなります。このため、再度束ねた茎を縛りなおす必要があります。
 11月頃に脱穀して精米する予定です。食べるのは12月頃になると思います。粒のまま食べようか、製粉して食べようか考えるだけで楽しくなります。さて、どんな味がするでしょうか。

            束ねた穂を農作業小屋の軒下に干す
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遅めのレンゲ種まき

2009年10月11日 | 花,野草
 10月上旬は台風18号のせいもあって雨続きでした。このため、レンゲの種まきがすっかり遅れてしまいました。今回レンゲの種まきをしたのは東京薬科大学のサークルASIATOの田んぼです。種まきが遅れてしまったので(9月以内の種まきが理想)、一番小さい田んぼに集中して種まきをしました。私が世話している田んぼは先月29日にすでに種まきを済ませています。最初に増量剤としての砂とレンゲの種を混ぜ、それを大学生達が田んぼ内に均等に蒔きました。

    砂とレンゲの種子を混ぜる    田んぼ内でレンゲ種子を受け渡し
 

 レンゲの種子は手に持って上に放り投げるようにします。すると、風で遠くまで飛びしかも均等に蒔くことができます。下に向けて投げつけると種子はその周りだけに蒔かれます。これは正しい蒔き方ではありません。

           手に持った種子を上に向かって放り投げる


 種子が田んぼ全体に均等に蒔かれるように、皆で田んぼ内を歩きながら蒔きます。今の時期はレンゲの種まきとしてき時期はずれです。稲の間を歩き回って種子を地面に押し込みます。稲の株元を見るとすでに雑草が生えています。この雑草をーに打ち勝ってレンゲの種が発芽し成長するか少し心配です。

          大学生皆で田んぼに入りレンゲの種子を蒔きました
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台風一過、倒れた古代米 がっかり!

2009年10月10日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 台風18号が過ぎ去った18日以降、仕事で田んぼに行けませんでした。休みの今日田んぼに行ってみると恐れていたとおり古代米(赤米)が全部倒れていました。3年前にも台風で倒れましたがその再現です。一度倒れたお米は、そのまま水に浸かったり地面に接していると穂発芽してしまいます。溜まった水を排水しましが地面の湿り気まではすぐには取れません。3年前、湿った稲を起こしながらの稲刈りは大変でした。なるべく早く稲刈りしたいと思います。

          台風で倒れてしまった古代米(赤米)、がっかり!

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あでやかな藍の花々

2009年10月08日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 この台風18号が午後関東地方を通り過ぎました。仕事帰りに田んぼにちょっと寄ってみました。すると、古代米がだいぶ倒れかかっていいました。この古代米は背が高いため強風ですぐ倒れてしまいます。ところで、畑では藍の花が一面に咲いています。タデ科特有のピンク色の花群が雨に濡れながらもあでやかに咲いています。一ヶ月後には来年に種まきするために採種します。

              雨に濡れる、あでやかな藍のピンク色の花々

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砂糖モロコシ(高キビ)の収穫間近

2009年10月07日 | 麦,穀類,雑穀
 台風の影響で昨日からずっと雨が降り続いています。今日はせっかくの休みですので畑に行ってみました。すると、砂糖モロコシ(高キビの一種)が雨を受けて穂が重く垂れ下がっていました。2,3本の穂はすっかり地面に倒れていました。8分方穂は熟しているため今穂刈りして収穫できます。
 この高キビは砂糖モロコシの一種で茎の中に砂糖成分を溜め込む品種です。穂を刈り取る時に茎も同時に刈り取ります。そして、茎を搾って砂糖成分を抽出できます。さらさらした砂糖を作ることはできませんが、水あめのような砂糖を作ることができます。和菓子の砂糖のような味がします。

            雨を受けて、重く垂れ下がった砂糖モロコシの穂
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小松菜,ほうれん草の種まき

2009年10月04日 | 野菜:葉菜

 数日前に耕運した麦畑に小松菜とほうれん草の種を蒔きました。もともと種を蒔く予定ではなかったのですが、麦畑を有効利用するために葉物野菜を作って見ることにしました。麦の種を蒔くのは11月です。その11月までには1ヶ月以上の時間があります。それに麦の種を蒔いても背が伸びるのは春になってからですので、葉物野菜を邪魔しません。

         枯れ草の残る麦畑に種まき用の溝を掘る


 麦間を80cmとるとその中間に葉物野菜の種を蒔けます。また耕運機の耕運幅は60cmです。今回葉物野菜の種を蒔く畝の隣20cmに11月に麦の種を蒔くことにしました。つまり、葉物野菜の麦の間隔は40cmです。40cm間隔で葉物野菜と麦を交互に種を蒔きます。

            80cm間隔で小松菜とほうれん草の種を蒔く


 麦畑に種を蒔く葉物野菜は、今日は小松菜とほうれん草ですが、後日冬菜の種を蒔きます。そして、一列はのらぼう菜の苗を移植しようと思っています。去年も麦畑にのらぼう菜の苗を移植しました。どの葉物野菜もこれからの秋冬の季節に向いた野菜です。

           種を蒔いた後、レーキを使って薄く土を乗せる

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キャベツ,白菜の成長盛ん

2009年10月03日 | 野菜:葉菜
 9月上旬に移植したキャベツと同日種まきした白菜が順調に成長しています。9月は日照り気味でしたので遅々して成長が進まないような気がしましたが、このところの雨で一気に大きくなったような気がしています。キャベツは大きくなる品種のため収穫は1月頃になると思いますが、10月内に防虫用寒冷紗が窮屈になると思います。いつ寒冷紗を外すか思案のしどころです。

             順調に大きく成長しているキャベツ


 一方の白菜は最後の間引きをする必要があります。仕事の都合でなかなか畑に来ることができず、また来ても田んぼの世話などでなかなか間引きができません。
 白菜を作ることはとても好きなのですが、大きいせいもあり毎日のように食べることができません。また貰い手が少ないまま毎年余らしています。このため、今年はキャベツの方を多く作ってみました。

         寒冷紗に守られてだいぶ大きくなった白菜
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小松菜の間引き

2009年10月02日 | 野菜:葉菜
 先月中旬に種まきした小松菜などの秋冬野菜の間引き作業をしています。例えば、小松菜はとても成長が早い野菜で、早めに間引きしないと混んでしまいます。混んでしまうと一つ一つの小松菜がひょろひょろの姿勢になってしまいます。光や風を十分に与えるには間隔が最短でも約3cmになるように間引く必要があります。

          間引く前の小松菜、種まき後2週間でここまで成長


 間引くものは、成長が遅いもの,虫に食われたもの,そして形が良くないものなどを抜きます。10月中旬にもう一度間引くと終わりです。11月から早春にかけて秋冬野菜が毎日のように食卓にのぼります。小松菜は一番多く作っており、カットしてそのまま冷凍保存ができるため便利な野菜の一つです。

        間引き作業途中の小松菜、混みすぎた所を中心に間引く
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パソコン不調、電源装置の交換

2009年10月01日 | パソコン,電子機器
 3年ほど前に自作したパソコンがたびたび落ちるようになりました。特にCPUの付加がかかると電源が落ちることが多くなりました。最初はハードディスクが悪くなったのかと思いましたが、ハードディスクをチェックするソフトの結果は異常なしでした。OSも疑しかったため復元ポイントを一ヶ月さかのぼって復元してみましたが症状は変わりません。

         交換のため筐体から取り出した古電源装置(420W)
 

 パソコンを製作してからの3年間、ハードディスクを交換したり追加して今は3台、グラフィックボードなどのボードを追加するなど電源装置に付加がだいぶかかってきたようです。CPUもPentium930というとても電力を多く使う旧世代のCPUです。

               新しく交換した新電源装置500W
 

 いろいろ故障の原因を推定しているうちに、以前電源装置を交換したことを思い出しました。このため再び電源が故障しているのではないかと思い、電源装置を交換することにしました。

    500Wの新電源装置         CPU供給電流は20A
 

 交換して気が付いたことは、ハードディスクの動作音が大きくなりきびきび動くようになったと感じられたことです。電源変更後は全く異常が無くなりました。パソコンの自作では電源装置は意外と見落とされがちですが、今回とても大切な要素だと気が付かされました。

               筐体へ組み込み中の新電源装置
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