東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古き良き日本の光景、麦踏みの季節が到来

2022年12月16日 | 麦,穀類,雑穀

 少し前、今年最後のコットンクラブの集まりがありました。その最初15分位に麦踏みを手伝っていただきました。去年は子供と一緒に楽しく麦踏みしましたが、今年はコットンクラブの大人3人が並んで麦踏みしました。麦踏みした小麦は、初夏に刈り取りして天日干し後に脱穀したパスタ用小麦です。
 コットンクラブは、綿を栽培,収穫,カーディング,糸紡ぎ,染色,そして織りなどをします。最近では範囲が広がり、羊毛を紡いで織ったり、あるいはチクチク裁縫など手広くしています。思い思いに楽しく井戸端会議しながら活動しています。

           暖かい日差しを浴びながら、並んで麦踏み


 近年麦踏みする姿を見ることがありません。そもそも麦を栽培している農家はあるのでしょうか。私が子供の頃は、二毛作の田んぼで冬に麦を栽培している農家が多かったように思います。そして、今頃の季節どこの田んぼでも麦踏みをしていました。子供だった頃の私は、麦踏みする姿を横目で見ながら登校していました。麦踏みする時のサクサクと言う音を思い出します。麦踏みは子供達に体験させたい古き良き日本の光景です。

    麦踏みした後に倒れた小麦        麦踏み完了後の麦畑
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学校の放課後学習 成器塾 楽しいクリスマスフェルト細工

2022年12月15日 | 子供の育成関連

 毎年の今頃、小学校放課後学習の成器塾 「手芸と料理コース」ではクリスマスフェルト細工をします。指導員の1人であるOさんに今回も指導お願いしました。今でこそ指導員はフェルト細工の指導に慣れています。しかし2年前、初めてクリスマスフェルト細工を子供達に教え前に指導員が集まって予行演習をしました。
 その後、「手芸と料理コース」に次年も入る子達がいて、その子達が初めての子に教えている場面がありました。そのため、指導員の負担が減って子供達を見守ることが増えました。子供達から教えを請われれば教えます。

        子供達が作ったクリスマスフェルト細工作品の数々


 子供達がある程度自主的にやってくれるので、私は怪我をしないか見守るだけです。確か去年、誤って指を刺して血がにじんだ子がいました。私が職員室に行って連絡すると、保健の先生かどなたかがすぐに薬を持って教室にやってきました。そして、子供の手当てをしていただきました。
 今年は針で指を刺す子供はいませんでした。楽し気に針でふわふわフェルトをチクチクしていました。そして、たくさんのフェルト細工をして楽しんでいました。

  フェルト細工の説明   フェルトシートを渡す  ふわふわフェルトを渡す  
  

 ところで、別に指導している少年少女発明クラブでは電動ドリル、電動ノコギリなどを使うことがあります。とにかく事故だけは絶対にないように心がけています。以前こんな私のミスがありました。子供に請われて木材を切断しました。私が電動ノコギリを使って切断しました。ところが、木材にひびが入っていたのか、切断中に木片が跳ねました。傍に子供はいなかったのですが、冷や汗が出ました。

   スポンジ上に置いたフェルト      みんなで楽し気にチクチク
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干した大根を使って、たくあんを漬ける(2/2)

2022年12月14日 | 歴史探訪他ウォーキング

 たくあんにする干した大根を紐から取り外しました。少しばかり乾かしすぎだったかも知れません。ギューギュー曲げても折れません。そこで、干し方が足りない大根も同じ樽で漬けてみることにしました。萎れた大根とパリパリの大根です。
 まずは樽にビニール袋を敷いて調合した糠を少しばかり敷きました。そして、干した大根を隙間なく敷き詰めました。一層目を敷き詰めると、その上に糠を敷きました。そして、二層目にも干した大根を敷き詰めました。再び糠を敷いた後、三層目は干し方が足りない大根を置きました。その上に糠を敷いて、最後に乾いた大根の葉を敷きました。家によっては大根の葉は必要ないかも知れません。

      最後の大根を敷き詰めた後、糠を敷いて、その上に大根葉


 今回、大根の乾きが早くて干し過ぎたようです。萎れたたくあんになるのではないかと思います。そのため、干し方が足りない大根も入れました。出来上がってから、どちらが良かったか食べ比べてみようと思います。市販のたくあんはどちらかと言うと後者が多いようです。早く出荷するためではないでしょう。昔は春先まで食べることができる前者が多かったように思います。

  干し上がった大根     漬ける前の準備    干し大根を敷き詰める
  

 最後に、押し蓋を上に置いてビニール袋を閉じました。その後、日陰の寒い場所に樽を持つて行きました。そして、上にレンガを三枚敷いた後に重しをしました。重石の代わりに、重い工具(エアーコンプレッサー)を置きました。このまましばらくすると、押し蓋がどんとん沈みます。沈むたびにレンガを追加しようと思います。
 そのうち、水が上がってきます。そこでようやく食べることができます。美味しいかどうかは?です。3月終わりまでに食べきればと思っています。ところで、たくあんができたら東京に送ろうと連絡しました。すると、いぶりがっこと呼ばれるたくあん?を買ったそうです。地域によっていろいろなたくあんがあるのですね。

   押し蓋をしてビニールを閉じる    レンガを置いて重い工具を載せる
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干した大根を使って、たくあんを漬ける(1/2)

2022年12月13日 | 料理、食品加工

  12月も中旬になり、何かとせわしくなりました。先日、たくあんにする大根を何本か干していました。その大根がだいぶしなってきました。急いでたくあん漬けをしなければなりません。まずは、浸けるための樽などを用意して、糠などの具材を調合しました。なお、他の用事と重複したため漬けるのは次の日にしました。
 漬けるための糠はいただいたものを使いました。重さを測ると1.76kgでした。この糠の重さに合わせて、食塩、昆布、唐辛子、昆布を用意しました。色付け用のクチナシは我家で収穫した実を使いました。隠し味として先日干し柿を作るために剥いた渋柿の皮やミカンの皮を使いました。これらの調合は各家によって違うでしょうが、糠と食塩だけは共通ではないかと思います。

     糠,食塩,昆布,唐辛子,昆布,果実の皮などを混ぜ合わせる 


 ところで、以前使っていた樽に小さなヒビが入っていました。そのため、新しい樽を購入しました。昔、樽は木でできていましたが今はプラスチック製が主流です。ついでに、樽に合った大きさのビニール袋も購入しました。蓋や押さえ蓋は樽に付いていました。重石ですが、代用品として作業小屋にある機械を重しとして載せようと思います。

  糠の重さは1.76kg    食塩を糠に混ぜる    乾燥した我家産クチナシ
  

 最初、バケツに糠を入れました。そして、食塩などを次々に放り込みました。昆布はハサミで切ったものを、クチナシはミキサーを使って細かく砕いた物を、果実の皮は手で細かく千切って入れました。
 ところで、調合した糠を保管のためビニール袋に入れる時、うっかりこぼしてしまいました。ズボンなどが糠だらけになりました。やれやれ、湿らせた布巾で拭いたり、はたきで叩いたりと大変でした。素人の私は、こんな失敗は日常茶飯事です。次の日はいよいよ、吊るした大根を下ろして漬けます。

   砕いた唐辛子を糠に混ぜ込む    丁寧に糠や塩などを混ぜ合わせる
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シイタケ栽培用に、クヌギの樹を伐採

2022年12月12日 | 樹木,果樹

 毎年の事ですが、12月になるとシイタケ栽培用にクヌギかコナラの樹を伐採します。今年は2本伐採しました。ただ、私1人だけでの伐採は危険ですし時間がかかります。そのため、私の友達を数人招いて伐採をしました。もちろん、伐採を手伝った方々には切断した樹を何本か差し上げています。
 私は太めの幹を三本ほどゲットしました。ただ、あまりに重いので伐採場所に置いて1ヶ月位乾燥します。その後トラクターのシャベルに入れて持ち帰ろうと思います。それからシイタケの菌を植え付けるつもりです。毎年のことながら、伐採を手伝っていただいて感謝しています。

          伐採したクヌギの樹をチェーンソーで解体


  伐採する前、幹に梯子をかけて上方にロープを結び付けます。ロープを結び付けるのは倒す方向を決めるためです。ロープを結び付けると、チェーンソーで樹を切る人とロープで引っ張る人に分かれました。ところが、元々樹が田んぼ側に傾いていたため、樹の重さに負けて田んぼに倒れてしまいました。
 すぐに田んぼの所有者の家に行って、倒れたことをお詫びしました。田んぼの所有者の方とは、常々懇意にしているため快諾していただきました。田んぼは乾いていたため、ぬかるまずラッキーでした。

 樹上方にロープを結ぶ    樹の根元を切断中   倒したい方向に引っ張る
  

 クヌギの樹が倒れた後、数人でチェーンソーを使って樹を解体しました。私は電動チェーンソーを使って枝をどんどん切断しました。シイタケ栽培に使える原木は約1m間隔で切断しました。切断し終わると、シイタケ栽培に使う原木を集めました。そして、私の分を除いて全て軽トラックに積み込みました。私の分は太い幹なので、2年後から数年にわたってシイタケを収穫できると思います。 

  シイタケ用にする原木を集める    私の分を除いて軽トラックに積む
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だいぶ遅れた絹さやエンドウなどの種まき

2022年12月11日 | 野菜:豆類ほか

 うっかりしてエンドウ類の種まきを忘れていました。9月に種まで購入しておきながら忘れていました。今後は一年間の野良仕事スケジュールを紙にでも書いて、壁に貼り付けておく必要があるようです。
 遅すぎましたが、絹さやエンドウ,グリーンピース,そしてソラマメの種をまきました。早朝霜が降りる季節で、これから霜柱が顕著になります。少しは寒さが抑えられるように、寒冷紗を掛けておきました。今月は無理としても1月に発芽してくれればラッキーです。

       新たに耕して被覆した黒マルチに、エンドウ類の種まき


 秋冬野菜を栽培している畝の隣が空いているため、そこを耕運機で耕しました。そして、クワやレーキを使って鞍型に均しました。そして、穴あき黒マルチを被覆しました。その黒マルチの穴にエンドウ類とソラマメの種を蒔きました。これからさらに寒くなるため、寒冷紗を掛けておきました。果たして発芽するでしょうか。

  クワやレーキで均す     黒マルチを被覆    グリーンピースの種
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紐に編むためのスゲ,ヤブランを近場に移植

2022年12月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 紐を編むための草を先日から選んでいます。チガヤは、この冬ですっかり枯れてしまいました。そこで、冬でも枯れないスゲとヤブランを我家から近い場所に移植しました。移植した理由は、山に入らなくても葉をすぐに手に入れられるからです。
 ちなみに、最初スゲの一種だと思っていた草が12月になって花を咲かせ始めました。スゲは冬に花が咲かないはずです。いろいろ調べたらヤブランと分かりました。ヤブランの葉も編めます。ヤブランは日陰で育つため我家裏の空地に移植しました。一方のスゲは、日向でも育つため畑に移植してみました。なお、スゲにはいろいろ種類があるようで、花が咲く春になれば種類が判明すると思います。

        我家の建物裏に空地を確保して、ヤブランを移植


 わら細工のほぼろを編むための紐をいくつかの草で編んでいます。いろんな草で試していますが、今のところスゲ、ヤブラン、チガヤが良いようです。来年はこれ以外の草も、手に入りやすさなども考えて試してみようと思っています。葉が長く細い禾本科の草が良いようです。
 また、同じ葉でも紐に適している部位と適さない部位があります。例えば、バナナの葉で言えば、広がった葉の部分は紐にしやすいのですが引っ張ると簡単に切れてしまいます。しかし、バナナの葉の芯の部分は紐にしても切れにくいです。

  地面に生えたスゲ     ヤブランの花と葉   移植するヤブランを掘る
  

 これまでは手で揉むようにして編んでいましたが、必要な長さに編むにはとても時間がかかります。そこで、縄を編むための足踏み式縄ない機が紐を編むために使えないか検討しています。東京に住んでいた頃、稲刈り体験とセットで小学生高校生,そして大学生に縄ない機を体験してもらっていたことがあります。その縄ない機は、より細い縄も編める機構が付いています。縄と同じように、草で紐が編めるのではないかと考えています。

   野菜の収穫跡に移植したスゲ     我家裏の空地に移植したヤブラン
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋冬野菜の収穫、真っ盛り

2022年12月09日 | 野菜:葉菜

 秋に種をまいた秋冬野菜の収穫が真っ盛りです。我家は二人だけなので廃棄する野菜が多いのは残念です。例えば、形が悪い大根を10本位廃棄しましたし、育ちすぎた小松菜などもだいぶ抜いて捨てました。
 さて今回、キャベツと白菜を覆っていた寒冷紗を外して初収穫しました。残念ながら白菜は穴だらけでした。葉をめくると丸々と取ったヨトウムシがたくさん転がり出てきました。そのため、食害されていない芯の部分しか食べられそうもありません。キャベツは成功です。この冬の間は収穫を続けることができそうです。

     キャベツと白菜を覆う寒冷紗を剥いで、早速キャベツを収穫


 小松菜などの葉物野菜は収穫後に保存が効きません。キャベツは玉を収穫して毎日少しずつ食べることができます。白菜は漬物にすれば保存が効きます。しかし、虫に食われて穴だらけになったため少ししか漬物にできません。少ないものの何とか白菜漬けにしてみようと思います。なお、白菜に巣食ったヨトウムシは寒くなるとどんどん芯に向かって食い入ります。穴だらけの葉を廃棄しました。

   外す前の寒冷紗     寒冷紗を外した後     穴だらけの白菜
  

 これまでは小松菜,大根葉,京菜,チンゲンサイなどばかり食べていましたが、今日からキャベツを食べることができます。早速肉野菜炒めにして食べてみました。やっぱり、採りたてのキャベツは最高に美味しいです。しばらくはキャベツが我家の野菜の主流になりそうです。
 なお、野鳥にとってもキャベツは美味しいようです。キャベツを露出しておくと野鳥がつつきます。そのため、寒冷紗で覆って野鳥から守らなればなりません。

  収穫したキャベツの外葉を外す    芯の部分の白菜とキャベツの玉
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅れてしまった、オートミールの種まき

2022年12月08日 | 麦,穀類,雑穀

 先日小麦の種まきを済ませ、今は発芽して背が伸びしつつあります。ところが、オートミールの種まきをすっかり忘れていました。オートミールはオート麦とも言い、正式には裸性燕麦と言うようです。
 燕麦は穂の殻がはずれないのですが、オートミールは収穫時には殻が外れます。これは脱穀しやすい性質で、人間が粒を収穫する時に役に立ちます。ところが、これは野鳥にとっても食べやすい性質です。そのため、鳥の食害に悩まされます。栽培しやすいのですが、鳥に食害されないよう工夫しないと収穫がおぼつきません。今は、種を絶やさないためだけに少量栽培しています。

         大根を収穫した跡にオートミールの種をまく


 畑を耕す時間がなかったため、大根を収穫した跡にわずかばかり種まきしました。大根を収穫した跡は深い穴になっています。そのため、その穴を平らに慣らしてから種まきしました。数粒のオートミールの種をまいて土を薄く被せておきました。ただ、今は早朝に霜が降りる季節です。種まきする季節から遅れすぎています。寒さ,霜,そして霜柱にやられないように透明なビニールを覆っておきました。こうすることによって、日中は地温が上がり、夜は保温されます。これで何とか発芽すると思います。

   オートミールの穂    オートミールの粒     ビニールで保温
  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学校の放課後学習 成器塾(後半) ポケットティッシュケース完成

2022年12月07日 | 子供の育成関連

 干柿作りが終わると、途中だったポケットティッシュケース作りを続行しました。1個目を作り終えた子は2個目を作りました。2個目を作る子の中に、私が想定していなかった形のポケットティッシュケースを作る子がいました。普通はケースの中心を開くようにして中のポケットティッシュを取り出します。その子は、ケースの横を開くようにしていました。つまり、横からスライドするようにしてポケットティッシュを取り出すとのこと。それが便利かどうかは?ですが、いろいろ自分で考えながら裁縫することは良いことだと思います。

     干柿作りがひと段落するとポケットティッシュケース作り


 変わった形のポケットティッシケースを作る子供がいると思えば、袋物などを作る子もいました。言わば布を使った自由工作でしょうか。私が子供の頃、ありふれた枝や枯れ木を使って自由に工作したようなものでしょう。見ていると、ハサミ,糸,針,ミシン,チャコ,アイロン,霧吹きなどを使って自由に楽しく布工作をしていました。
 最初の1個目はポケットティッシュケースを作りますが、あとは時間内に自由に裁縫させました。私は事故や怪我がないように見張るだけです。楽し気に裁縫している子供を見ていると、私も指導員もつられて楽しくなります。さて、次回は楽しいクリスマスフェルト細工です。

   手回しミシンで楽しく裁縫      アイロンで布を折り曲げ
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学校の放課後学習 成器塾(前半) 渋柿を剥いで干柿作り

2022年12月06日 | 子供の育成関連

 放課後学習 成器塾の前半に急遽、干柿作りを入れました。当初12月のコマに入れようかと思っていました。しかし、渋柿は時間が経つとトロトロに熟してしまいます。次のコマに回すとトロトロになって皮を剥ぐことができません。そのため、急遽干柿作りを今回のコマに入れた次第です。
 去年も干し柿を作りましたが、今年は我家の干柿作りにほとんどの渋柿を使ってしまい、残った渋柿が10個位でした。そのため、生徒一人に一個の渋柿で干柿作り体験をしてもらいました。ポケットティッシュケースの製作は、干柿作りが終わってからにしました。

          ピラーを使って渋柿の皮を剥いでいる子供達


 私は渋柿の皮を剥ぐ時に包丁を使います。以前ピラーを使っていた時期がありました。しかし、ピラーに慣れていないこともあり、爪や指を剥いでしまう怪我をしました。やっぱり、いつも使う包丁の方が私に合っています。リンゴの皮を剥ぐように渋柿をクルクル回しながら皮を剥いでいきました。皮を剥ぎ終わると、その渋柿を紐を結びます。そして、その紐を棒に縛って渋柿を吊るしました。

  好きな渋柿を選ぶ   ピラーを使って皮を剥ぐ   つるつる滑る渋柿
  

 皮を剥いだ渋柿を吊るすと、次に消毒をしました。私はいつも40度のお酒を噴霧して消毒します。みんなの渋柿をお酒を噴霧して消毒したので、家庭科室はお酒臭くなりました。なお、数秒間熱湯に浸ける消毒方法もあるようです。
 消毒した渋柿は家に持って帰ってもらいました。帰る直前に、風通しがよくてかつ雨が降り込まない場所で乾燥するよう言っておきました。次のコマに持ってきてもらいます。全員、美味しい干柿になっているでしょうか。

    皮を剥いだ渋柿を吊るす       各渋柿を次々にお酒で消毒
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たくあん作りを始める

2022年12月05日 | 歴史探訪他ウォーキング

 今年は数年ぶりにたくあんを作ってみることにしました。我家は婆様と二人だけなのですがどうしても多めに作ってしまいます。10年ほど前のことですが、作りすぎて食べきれずに廃棄しまったことがありました。その後は数年ごとに少なめに作っています。今年も少なめに作ってみようと思います。
 さて、9月上旬に種をまいた大根がそれなりの大きさに太りました。引き抜いてみると、裂けていたり、二股になっていたりする大根がありました。形の良いものだけを洗いました。そして、干すためにぶら下げました。窓を半開きにして風通しをよくした屋内にぶら下げました。干しあがった大根の4個位を選んでたくあんにします。

          風通しのよい室内で、大根を吊るして干す


 さて、抜いた大根は20本くらいありました。そのうち6本をたくあん用に使います。他は形が悪かったり裂けたりした大根です。そのような大根は大根おろしで擦って食べるか、おでんで煮て食べようと思います。
 それでも余った大根をお遊びで使ってみようと思います。お遊びとは、大根の切り口に彫刻刀で模様を掘ってハンコにする遊びです。大根でなくても芋などでもかまいません。いわゆる芋ハンコです。今の子供はそんな遊びをするのでしょうか。

  形の良い大根を抜く    次々に大根を抜く    選んだ大根を洗う    
  

 たくあん用に選んだ大根を綺麗に洗って、窓を開け広げた部屋に持って行きました。そして、たくあん用に選んだ六つの大根を吊るしました。これらのの大根、曲がるほどに干します。六つのうち四つを選んでたくあん漬けしようと思います。ありがたいことに、友達に糠をいただきました。その糠を利用させていただこうと思っています。美味しいたくあんができるでしょうか。

   洗った大根を箱に入れて運ぶ     紐で吊るしている最中の大根
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我家の干柿作り・・田布施町のかつての名産「大波野柿」について

2022年12月04日 | 樹木,果樹

 先日収穫した渋柿の皮を剥いで吊るしておきました。その吊るしていた渋柿が、美味しい干柿になりました。我家はまだ渋柿の収穫量が少ないため、別に渋柿を100個ばかり購入しました。届いた渋柿をすぐに干柿にすべく皮を剥いては吊るしました。
 田布施町の大波野地区はその昔、干柿のブランド「大波野柿」の名産地でした。お正月の鏡餅と一緒に飾る串柿です。今は一軒もその干柿を作っていません。干柿作りに使う渋柿の大木だけが、寂しく数本残っています。田布施町は今、イチジクの生産地ですが、かつては干柿の生産地だったことを知っている人はほとんどいません。昔の名産を復活させる動きはないものでしょうか。

           渋柿の皮を剥いで吊るし、美味しい干柿に


 我家は3年位前から渋柿の苗木を購入して植えました。その渋柿がやっと収穫できるようになりました。ただ、今年は11個の渋柿を収穫できただけです。来年は何個収穫できるでしょう。100個ほど収穫できるようになれば購入しなくてもよくなります。友達と一緒に収穫できるような個数になれば嬉しいです。
 今年も渋柿と甘柿の苗木をそれぞれ2個位注文しようかと思います。ただし、古希の私があと何年間安全に収穫できるか心配です。そのため、脚立を使わないで収穫できるように毎冬剪定しようと思います。

  皮を剥いた渋柿をぶら下げ乾燥       干柿完成の我家産渋柿
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田布施町郷土館 「元宰相 岸信介の生涯」展を終了、片付け

2022年12月03日 | ふるさと

 11月1日から開催していた「元宰相 岸信介の生涯」展を終わりました。その片付けをしました。ただ、コロナ惨禍の影響でしょうか、それほど盛況ではありませんでした。また、見学に来られた方々は町外の方の方が多かったことが特徴でしょうか。
 最近、郷土館に来られる方が町内よりも町外の方が比率が多くなってきたように思います。特に町内の方が減りました。元宰相岸・佐藤の同級や子供の世代が少なくなってきたことが原因の一つだと思います。そして、親子で行く図書館と比べて郷土館に行く動機が少ないこともあると思います。
 町や県や国の歴史に興味を持ったり、政治を志したり、政治の歴史を学んだり、町の功績者を知ったり、昔使われた古い道具を知るなど・・郷土館は、知性をより磨く場所ではないかと思います。

        片付けがだいぶ終わった「元宰相 岸信介の生涯」展


 ここ10年位、少しずつ来館者が減ってきています。そこで、数年前から来館を待つのではなく、地域に出て歴史講話をする移動郷土館又は出前講座を始めました。出先は、各公民館,地域の公会堂,老人施設,学校などです。より田布施町を知っていただくために、町の議事堂で議員さん達や新任の先生にお話をしたこともあります。
 これからの郷土館や資料館は、来館を待っているだけでは確実に来館者が減っていきます。今後は、より地域密着出張型の郷土館になる必要があると考えます。

 展示会のポスター外す   明治時代の教科書   元の常設展示場に戻る
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種をまいた小麦、きれいに筋状に発芽

2022年12月02日 | 麦,穀類,雑穀

 11月に種まきをした小麦が綺麗に発芽していました。種まきした直後にカラスや鳩がやってきて土の中の小麦をかき出しては食べていました。そのため、ちゃんと発芽するか不安でした。しかしながら、カラスや鳩が食べたのは狭い範囲でした。そのため、許せる範囲の被害でしたので安心しました。今後は施肥したり、今月末と1月末の2度ほど麦踏みすればよいかと思います。来年は、今年よりも収穫が増えそうです。

        無事に発芽したパスタ用小麦、今後は施肥や麦踏み


 今年収穫した小麦もパスタ用ですが、まだパスタを作っていません。この冬、同小麦を製粉してパスタを試しに作ってみようと思います。パスタ麺の作り方を知らないため、間違ってうどん麺になってしまうかも知れません。仮にうどん麺になっても食べられると思います。
 自分で作った作物を自由に食べることができるのはありがたいことです。農薬を使っていないため、虫に半分食べられた小麦も混じっています。自分で食べて美味しいようであれば、友達におすそ分けしようと思います。

   ✖の部分はカラスや鳩の被害        今後は施肥や麦踏み
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする