毎朝と毎夕にミツバチの巣箱を観察しています。このところ、巣箱周辺をスズメバチが飛んでいることが多くなりました。スズメバチが出現するとミツバチがたくさん巣から出てきます。そして、全員が同期してお尻を振るようなしぐさをするのです。このしぐさでスズメバチを威嚇しているようです。今来ているスズメバチは小型です。しかし、秋が深まるにつれミツバチにとって一番強敵のオオスズメバチがやってきます。どう戦うのでしょうか。
〇はミツバチの巣箱の周りを飛ぶスズメバチ
一方のスズメバチを観察すると、巣箱の周りを飛びながらはぐれたミツバチを捕まえるようです。スズメバチが我慢できずに巣門に近づくとミツバチの大群に襲われます。ミツバチもスズメバチもこのようにして何万年も戦っているのでしょう。
威嚇するたくさんのミツバチ ミツバチを襲うスズメバチ
久し振りに我家のイチジクを収穫することができました。このイチジクはドーフィンと呼ばれる品種で春と秋の二度収穫できます。しかし、今年は春に収穫できませんでした。とても美味しいのですが、我家周辺に住んでいるタヌキなどが食害します。明日収穫しようと思って次の日に行くと、すでに食べられていたりすることはしょっちゅうです。この秋、たくさん実がなっていたのに一つしか収穫できませんでした。がっかり!
一個だけ収穫できた我家のイチジク
イチジクの周りを探索すると、獣に食べられた跡がありました。獣に食べられないためにイチジク周辺に網を張る必要があります。しかし、その網に雑草が巻き付いたりして草刈り時に往生します。そのため私は網を張りません。そのため、実の半分以上を獣に差し上げてその残りを私が頂いているのが現状です。収穫した一個は果物が大好きな婆様の口に入りました。
獣に食べられたイチジクの跡 イチジクの実を探し回るも
2学期最初の小学校放課後学習「成器塾」がありました。今月からは藍染めなどの染物体験を子供達にしてもらいます。その準備として、無地の白いハンカチを子供達に渡しました。そして、大小のビー玉,小石,そしてビーズなどをハンカチの布で囲ってタコ糸で結び付けました。
次回はそのハンカチを紅花で染めようと思います。最初に紅花の黄色成分で染め、直後に紅花の朱色成分で染めようと思います。2枚のハンカチをそれぞれの色で染めます。来月は叩き初めと藍染めをしようと計画しています。
作業しながら楽し気に談笑する子供達と指導員さん
前回の刺し子を仕上げる子供もいました。刺し子はすぐに終わる予定でしたが、手回しミシンの調子が悪く遅れました。布を前に押し出さずに上糸が切れるのです。糸を張り直してなんとか刺し子のコースターが完成しました。このミシンは骨董品でもあるので、もう引退させた方が良いかも知れません。私のお気に入りのミシンだったのですが。
絞り染めの準備 刺し子の仕上げ 手回しミシンでコースタに
お粗末ながら暖竹を使った籠の試作品が完成しました。暖竹の性質がまだよく分からないため、試行錯誤しながらの試作でした。試作して分かったことは次の三つです。
①暖竹は冬に伐採すると良い
春から秋にかけての茎は柔らかく、ヒゴにすると折れやすくもろいです。
②ヒゴにした暖竹は折れやすいため、叩くか煮るかの前作業が必要
まだ煮ることはしていませんが、煮ると養分が無くなりかびにくくなると思います。
また、叩くと柔らかく曲げやすくなります。
③竹細工や笹細工の技術が必要
茎を裂いたり表皮を剥ぐ技術は、竹細工や笹細工と同じです。
お粗末ながらなんとか出来上がった籠の試作品
今回は底から立ち上げて、最後縁回りを仕上げました。採集したばかりの暖竹の表皮を縁にぐるりと回しました。そして、縁をヒゴでぐるぐる回しました。このようにして籠の縁を固定しました。ただ、ヒゴが折れやすくちゃんと回せませんでした。表皮をより薄くして、しかもより柔らかくなるようにする前加工の必要性を感じました。
籠の縁にヒゴを一周 一周したヒゴを固定 ぐるぐる回しながら固定
9月になったのですがクラフト小屋内は暑くてたまりません。ちなみに室温31°Cでした。扇風機を回しながら作業しました。蚊が多いので蚊取り線香も焚いたため、その煙に中での作業です。でも何とか試作できたので、今度は冬に収穫した暖竹で籠を作りたいと思っています。
室温31°Cのクラフト小屋で籠を編む 試作した籠を底から眺める
今年度は10年位ぶりに地区の班長をしています。班長は一年交代ですので、地区の戸数年ごとに班長をすることになります。数日前クリーン作戦(道普請)の日でした。他地区では5月だけ開催している班もあります。私の住む班は年4回の開催です。
面白いことにクリーン作戦を欠席すると罰金を払う地区があるそうです。あるいは女性しかいない家では道普請時に別途お金を払う地区があるそうです。男性の方が草刈り力があるからだとか。地区によって回数や罰金のルールがあるのですね。私の地区は事前に草刈りをしておけば欠席OKで罰金はありません。
私の班ではクリーン作戦にかこつけて終了時に簡単な班会議をしています。困った事とかあればそれを班長が聞いて自治会などに申請します。実際この春の申請により、班の道が良くなりましたし標識も新しくなりました。
クリーン作戦時に私が持ち込んだ、お茶,ゴミ袋,敬老会のお知らせなど
前回、長ネギを掘り上げて干しました。今日はその長ネギを畑に植え付けしました。この長ネギ、いったい何年このように使い続けているでしょうか。我家で食べる量で一番と言っていい野菜です。長ネギと同じようにワケギも使い続けています。
小松菜,白菜,キャベツ,大根などもよく食べますが、種を蒔くので長ネギよりも手間がかかります。以前はいろいろな野菜を育てていましたが、近年体力が落ちたので片手で数えられる数の野菜を育てています。絹さやエンドウ豆、スナップエンド豆などのような支柱を必須とする野菜はもう管理できないため止めています。
先日掘り上げた長ネギを新しい畑に植え変える
まずは、長ネギを植える畝を作りました。いつものように耕運機で何度も往復しながら耕しました。次にクワで鞍型に整形してから、その上に穴あき黒マルチを被覆しました。これらの作業は朝日が当たる前の涼しい時間にしました。
耕運機で丁寧に耕運 クワで鞍型に整形 畝に黒マルチを被覆
黒マルチを敷き終わると、干していた長ネギを次々に植え付けしました。なるべく大きな株を選んで植えました。植え付け終わると大量の長ネギが余りました。必要な方に差し上げるか、捨てるかしかありません。
さて、次は子ネギの種類に入るワケギを植え付けします。ワケギは4月に球根を掘り上げて干しています。その球根を植え付けします。あと、やぐらネギの植え替えもあります。
黒マルチの裾がずれないよう固定 植え終わった長ネギ
暖竹を使って籠を一つ試作しようと奮闘しています。暖竹の特徴として、ヒゴのもちがとても悪いのです。竹や笹と違って水分を多く含むためか、湿度が高いとすぐに黒カビが生えます。このカビが生えるとより折れやすくなるのです。
そのため、伐採後なるべく早くヒゴにして編む必要があるようです。残っている暖竹のヒゴはどれも黒カビが生えてポキポキ折れて編めません。そのため、再度海岸に行って暖竹を採集しました。今回はなるべく硬い茎を選びました。ただ、その硬い茎は去年伸びた茎のようで枝が分岐していました。そのため、ヒゴにする前に分岐した枝を削り取って加工しました。
底を編み終わると、周囲を立ち上げながら編む
暖竹を伐採中、茎の先端を切り開いてみました。すると、晩秋に咲く花柄ができていました。暖竹は晩秋に箒のような花が咲きます。冬にその種を採取して、来春種まきしてみようと思います。畑で暖竹を栽培できるかも知れません。そうすれば、海岸に行かなくても自宅で暖竹を採集できます。なお、挿し木ができないか今年試しましたがダメでした。種か分げつでしか増えないようです。
暖竹を再度採集 暖竹の小さな花柄 茎を六分割してヒゴに
伐採した暖竹を持ち帰ると、すぐにヒゴにしました。そして、表皮を残すように薄く削りました。やはり節が折れやすいので、ハンマーでたたいて折れないように柔らかくしました。青いヒゴを使って籠を編み続けました。底を編み終わり周囲を立ち上げながら編みました。
表皮を残すようにカンナで削る 底を編み終わり周囲を立ち上げる
秋冬野菜の種まきや植え替えを進めています。今日は長ネギの植え替え作業をしました。猛暑続きなので朝の作業は10時でやめました。
その後は婆様の買物介護です。婆様が欲しいものや食べたい物などを聞いて平生のMaxValueでお買い物です。紙おむつなどの買物は今回はありません。ところで、ようやく平生のMaxValueの商品陳列場所に慣れました。1~3ヶ月前など、陳列場所が変わった商品に戸惑っていました。例えば、ちくわはどこだ?牛乳はどこ?バナナはどこかな?などと探し回っていました。
買物が終わって家に帰ると、家計にうるさい婆様にレシートと残金を渡します。あと2年で100歳になろうかというのに痴呆のかけらさえありません。残金とレシートがピッタリ合うと嬉しいのだそうです。家来のような私です(笑)。
去年から今年にかけて栽培した長ネギを掘り上げる
さて最初に、植え替えをする長ネギを掘り上げました。長ネギの周りを三本クワを打ち込んで長ネギ周りの土を柔らかくします。それが終わると、ビール箱に座って長ネギを抜くように掘り上げました。掘り上げた長ネギの数が少なければ、園芸店で干し長ネギを購入して植えようと思っていました。しかし、今年は買わなくても十分な量の長ネギが確保できました。
畑に残った長ネギ 三本クワを畑に打ち込む 座るためのビール箱
掘り上げた長ネギを見ると、去年の秋に植えた株が10倍に増えていました。この長ネギをいったん干しネギにします。その間、畑を耕して長ネギを植える畝を作ります。そして穴あき黒マルチを被覆しようと思います。その黒マルチに長ネギを植え付ける予定です。順調にいけば11月頃には美味しい長ネギを収穫できると思います。
10倍に増えていた長ネギの株 掘り上げた長ネギを干しネギに
今年は秋ジャガイモの種芋の販売が遅いような気がします。例年お盆頃に店頭に出ていたと思いますが猛暑ため遅れたのでしょうか。それとも植え付け適期が近年の猛暑でずれているのでしょうか。ちなみに、去年は8月中旬に植え付けを済ませました。
涼しい早朝、除草を済ませた畑を耕運機で何度も往復しながら畝を耕しました。そして、最後に種芋を植える筋を一直線に引きました。これで種芋を植え付ける準備が整いました。そして、9時までに種芋を植え終わりました。早朝は日陰になるジャガイモ畑です。
早朝のため木々の影に覆われた畑にジャガイモの種芋を植え付け
種芋の品種はデジマです。この品種の特長は芋の形が丸いことです。そして芽が浅いため皮を剥ぐ時に無駄が無いとのこと。ちなみに去年の秋はニシユタカを植えました。小粒の種芋にはすでに小さな芽が出ていました。10日後には芽が出ると思います。
ところで、春に植え付けるジャガイモは種芋を切ります。しかし、秋は芋を切らないでそのまま植え付けます。今はまだ暑い夏のような季節です。切ってしまうと、すぐに黴菌が繁殖して腐ってしまうのです。
植えた品種はデジマ 耕運機で丁寧に耕す 筋に置いた種芋
種芋を畝の筋に50cm位の間隔で置きました。それが終わると、種芋と種芋の間に肥料を置きました。続いて、三本クワを使って種芋と肥料の上に土を被せました。最後にそのクワで土の上をトントンして今回の秋ジャガイモの種芋の植え付けが終わりました。霜が降りる12月初めには美味しいジャガイモを収穫できることと思います。
種芋と種芋の間に肥料を置く クワで種芋と肥料の上に土を被覆
昨年から今年にかけてマオランを移植して育てていますが、なかなか思うように育ちません。意外にゆっくりと成長するのです。そして、育てているうちに次のことが分かりました。
①日当たりが良い事 日陰の時間が多いと貧弱にしか育たないか枯死
②乾燥地が良い ニュージーランドの乾燥地帯が原産のため
③水やりすると根元が腐る ②と関わりますが水をやらない方が良い
植え付け後はひたすら、根元の草刈りを欠かさず空気が通って乾燥するようにする必要があります。あとは日照りだからといって水をやらないことです。この8月雨が降らなかったため1株だけ水やりを欠かしませんでした。その株は根元が腐って今にも枯れそうです。失敗!
マオランの周りに雑草が生えないように管理
大株になれば2m以上に葉が育ちます。株も増えずまだ150cm位にしか育っていません。それでも葉は青々としていますので、来年か再来年には2m位には育つのではないかと思います。よくは分かりませんが、ある閾値を越えて成長すればぐっと大きくなるのでしょう。株の周りに草が生えないようにすることだけが唯一の世話です。
株の周りの雑草を刈り取る 高さ150cm位に伸びた葉
9月に入りましたが一向に涼しくなりません。でも秋冬野菜の種まき作業は休むことができません。まだまだ暑いのですが、夏草が生い茂る畑を草刈りすることから始めました。7~8月の間、草取りをしていませんでしたので雑草が生え放題でした。その草を草刈機で少しずつですが刈り始めました。
まずは、遅くなったジャガイモの種芋を植えようと思います。通常はお盆頃に種芋が出回るのに今年は遅れて今頃に売り出しています。続いて長ネギ,ワケギ,大根,そして小松菜などの葉物野菜の種まきを早急にするつもりです。相変わらずの猛暑なので涼しい早朝と夕方だけの作業です。
雑草が生え放題の畑を草刈機で刈り取る
種ジャガイモを植える予定の畝の草を刈り取ると、去年に使っていた黒マルチを剥がしました。今日はここで終わりです。次回黒マルチを完全に剥がして耕運して種ジャガイモを植える予定です。一度に済ませたいのですが、相変わらずの猛暑と体力低下のため少しずつしかできません。
ところで、畑に植えていた小玉スイカが害獣(たぶんタヌキ)に食害されていました。遅く種をまいて育てたスイカ、明日には収穫しようとしたのに悔しい限りです。今年も私の口に入ることはありませんでした。がっかりです
食害された小玉スイカ 別畝も雑草を刈り取り 黒マルチを剥がす
先日暖竹を採集した後、笹割り機で茎を裂き皮をカンナで薄くしました。籠にする皮の薄さが分からないため1mm位にしました。さらに余った暖竹の茎を裂いてたくさんの皮にしました。そこで、実際に籠にできるかどうかこれから試作しようと思います。
ひごの状態の暖竹は節の部分が折れやすかったり曲げにくいことが分かりました。そこで、その皮を柔らかくするためにハンマーでたたいて何度もしごいてみました。すると、柔らかくなりました。そこで、籠にできるか試してみることにしました。素人の私がちゃんとした籠を作ることができるでしょうか。
繊維がばらけそうになりながらも籠に加工中
笹や竹ならば皮を薄くするほど曲げやすくなります。ところが暖竹は薄くすると、節がとても折れやすいのです。そのため、あまり薄くすることができません。折れにくくなると曲げにくくなるので相反してしまいます。そこで、ハンマーで暖竹の皮を叩いて強制的に柔らかくしたのです。
ところで、暖竹を笹割り機で裂いている時に勢い余って手を切ってしまいました。血がポタポタ落ちて痛い思いをしました。軍手をはめて作業すべきでした。そんなこんなで、15本位の薄い暖竹のひごを作りました。
ハンマーで叩く やれやれ手を切る 15本位の暖竹のひご
籠を編むため、暖竹のひごを放射状に6本交差させました。中心から12本のひごが放射状に延びていることになります。その中心からひごを巻きました。中心付近は狭いのでひごをうまく通せません。刺したり曲げたり引いたりしているうちにひごの繊維がばらばらになってきました。それでも無理やりぐるぐる暖竹のひごを交差させながら巻き付けました。粗末ですがなんとか籠の底らしい形になりました。
6本のひごを放射状に配置 二本のひごを巻き付ける
先日完成したミツバチの巣箱を待ち上げる装置(巣箱昇降機)を実際に使う機会がやってきました。巣板が一番下の巣箱に到達するかもしれないため、継箱を入れることにしたためです。そして、同じくミツバチを飼っている友達に巣箱昇降機の使い勝手を確かめてもらいました。
その結果、巣箱昇降機(三つの部品で構成)は現場で組み立てやすく、巣箱を難なく持ち上げやすく、高さ18cmの継箱を簡単に挿入することができました。さらに、充電式ドライバーを使えば早く持ち上げることができます。また、微妙な昇降をしたい時には指で回します。そのため、ミツバチを挟むことがありません。
巣箱を早く昇降させたい時は充電式ドライバーを使ってジャッキを回す
自作巣箱昇降機は巣箱のどの方向にも差し入れることができます。今回はミツバチが出入りする巣門方向から差し入れました。そして、巣箱を持ち上げる2本の腕を取り付けました。あとは充電式ドライバーでジャッキを回して3段の巣箱持ち上げました。手でジャッキを回してもかまいません。既定の高さに巣箱を持ち上げると、先日作った継箱をゆっくりと差し入れました。
巣箱昇降機を差し込む ジャッキを回す 指で回して微調整
継箱をピッタリ挿入すると、今度は上にあげた巣箱を下ろします。この時、ミツバチを挟まないようにゆっくりと下げます。ゆっくり下げるため指をひねるようにしてジャッキを回します。ミツバチを挟むようでしたら、わずかに巣箱を上げてミツバチが逃げやすくします。一匹のミツバチも挟むことなく巣箱を継箱の上に下ろしました。
友達の話では11月頃に蜂蜜を頂くことができるかも知れないとのことです。この秋にどれだけミツバチが蜂蜜を集められるかにかかっているようです。来年はもう1箱ミツバチを飼ってみたいものです。
巣箱を上げた隙間に継箱を挿入 継箱をいれて4段になった巣箱
今年もケナフを栽培しています。種まき直後にネキリムシが芽生えた葉を食べてしまいました。そのため、1/3位がダメになりました。それでも繊維を採種できるほどに育ちました。
ケナフの良いところは茎が一直線に上に伸び、さらに枝が出ないことです。皮が剥ぎやすく、すーっと根元から上に向かって剥げます。剥いだ皮から採れる繊維を撚って縄か紐にできるはずです。籠を編むための紐にできるのではないかと思っています。
まだまだ背が伸びるケナフ、皮を剥いで繊維を取る
日本に古来からあるカラムシの繊維は、例えば無形文化財の越後上布などに利用されています。歴史が深くとても貴重で高価です。その点、ケナフの主な生産地は東南アジアなど暑い国々です。カラムシの繊維と比べて色に透明感がありません。そのため、衣服よりも紐として生産されています。
古来から日本にこのケナフがあったなら、貫頭衣などの衣服や布・紐に使われたのではと思います。空いた時にこのケナフの繊維の使いどころを探してみようと思います。
裂けた葉の形は大麻に似る 茎の表皮が綺麗に剥がれる
8月31日、毎年夏恒例の少年少女発明クラブのチャレンジ創造コンテスト田布施大会がありました。5年前はこの田布施大会に6チーム参加したことがありました。コロナ以降はチーム数が減って、今年は2チームの参加でした。男の子チーム二人、女の子チーム三人の元気な子供達です。
男の子チームのカラクリはお祭りの太鼓をイメージしたものです。台車を動かすと太鼓が鳴ったりします。女の子チームは田布施名産のイチジクをイメージしたものです。イチジクを収穫したり、サギが舞ったりします。搬送車から収穫車が降車します。そして、イチジクの収穫が終わると再び搬送車に戻ります。
チャレンジ創造コンテスト田布施大会に参加した2チームの元気な子供達
台風10号襲来のため大会前の練習があまりできませんでした。そのため、早朝の8時頃に子供達は集まって練習です。台車の動作を確認したりデモンストレーションの確認をしていました。チームのPRを喋る練習もしていました。
コンテストが近づくと、台車が規格に合っているか検査がありました。縦50cm 横30cm 高さ50cmの規格に入っていなければ減点となります。2チームとも合格で減点無しでした。
台車動作確認とデモ練習 チームのPRを練習 台車の規格検査
いよいよコンテスト開始です。最初に開会式があり私は会長挨拶をしました。その後、制限時間,減点項目,そして試合方法などの説明がありました。私は減点項目などの採点を担当しました。コンテストの結果、女の子チームが1位でした。男の子チームとは僅差でした。
閉会式で子供達に1位2位の表彰状を渡しました。1位チームが山口県代表候補として推薦されます。さて、今年は去年のように山口県代表として全国大会に出場できるでしょうか。
コンテストの前に開会式 コンテスト開始、最初男の子チーム