先日完成したミツバチの巣箱を待ち上げる装置(巣箱昇降機)を実際に使う機会がやってきました。巣板が一番下の巣箱に到達するかもしれないため、継箱を入れることにしたためです。そして、同じくミツバチを飼っている友達に巣箱昇降機の使い勝手を確かめてもらいました。
その結果、巣箱昇降機(三つの部品で構成)は現場で組み立てやすく、巣箱を難なく持ち上げやすく、高さ18cmの継箱を簡単に挿入することができました。さらに、充電式ドライバーを使えば早く持ち上げることができます。また、微妙な昇降をしたい時には指で回します。そのため、ミツバチを挟むことがありません。
巣箱を早く昇降させたい時は充電式ドライバーを使ってジャッキを回す
自作巣箱昇降機は巣箱のどの方向にも差し入れることができます。今回はミツバチが出入りする巣門方向から差し入れました。そして、巣箱を持ち上げる2本の腕を取り付けました。あとは充電式ドライバーでジャッキを回して3段の巣箱持ち上げました。手でジャッキを回してもかまいません。既定の高さに巣箱を持ち上げると、先日作った継箱をゆっくりと差し入れました。
巣箱昇降機を差し込む ジャッキを回す 指で回して微調整
継箱をピッタリ挿入すると、今度は上にあげた巣箱を下ろします。この時、ミツバチを挟まないようにゆっくりと下げます。ゆっくり下げるため指をひねるようにしてジャッキを回します。ミツバチを挟むようでしたら、わずかに巣箱を上げてミツバチが逃げやすくします。一匹のミツバチも挟むことなく巣箱を継箱の上に下ろしました。
友達の話では11月頃に蜂蜜を頂くことができるかも知れないとのことです。この秋にどれだけミツバチが蜂蜜を集められるかにかかっているようです。来年はもう1箱ミツバチを飼ってみたいものです。
巣箱を上げた隙間に継箱を挿入 継箱をいれて4段になった巣箱