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before~cosmos eyes①

2006年06月09日 | 教育ノート
「cosmos eyes」と名づけた雑文を学校報に掲載している。
まだ名称を定めていない期間には、こんなことを書いていた。



◆4/7
「朝は顔を洗うんですか」と、子どもに聞かれた職員がいるそうです。

もちろんどこのご家庭でも小さい頃に顔を洗うことをしつけたとは思いますが、生活環境の変化や生活スタイルの多様化が起こってきて、基本中の基本と言えることまであやふやになってきている現実があるのではないでしょうか。できていると思っていることが、実は今はできていなかったり…。
4月を機会に、もう一度お子さんの暮らしぶりに目を向けてみてください。

「あたり前のことをあたり前に、ひとつひとつていねいに行う」
…これも、本校教育の今年のテーマの一つです。


◆4/13
朝、校門の前や玄関に立ち、子どもたちに「おはようございます」と声をかけると、元気よく返してくれる子、ちょっと声の小さい子、目をしっかり見てくれる子、視線を道に落としてしまう子、または関係なく前後の子とおしゃべりしている子…と様々です。

その日の気分もあるでしょうし、性格もあるでしょうから、一概に評価できるものではありません。しかし、「挨拶は人間関係の基本」であることははっきりしていますし、きちんと身につけさせたい事の一つです。
そのために、まず「場をふやす」ことを考えてみました。すぐ目に見える変化はなくても、繰り返しの中で蓄えられる力は大きいと思います。

挨拶の機会が一日にどれだけあるのか、学校の中で、家庭の中で、地域の中で…。共に考えていきたいことの一つです。