三連休最後の日、録画したままになっていたNHK『プロフェショナル 仕事の流儀』の2回分を視聴した。
宮大工・菊地恭二の回とソムリエ・佐藤陽一の回である。
菊地は、あの西岡常一の最後の弟子だという。
棟梁の仕事のハイライトは、原寸引きといわれる設計図をベニヤ板に書き写す作業であった。そして、その書き方に棟梁の棟梁たる所以があるように思った。
設計図通りに描かない
木組みにおいて木の癖を知り抜いているからこその信念である。
そのポイントをはずすと、歴史的な建造物の美しい曲線は表現されないという。
今日本一といわれる佐藤は、小さいレストランを自分で経営していた。
「ワインは料理に合わせるもの」という一般的な考えが、いかに浅いものかと思わされた。
人を見てワインを選ぶ
客の表情や会話はては荷物に到るまで佐藤はよく観察し、店にある600本のワインの中から適するものをお客に示していく。その観察力は、やはり接客を自前で行うという決断からついてくるのだと思う。
私は、授業づくりにおける原則的なことを、この二人の仕事の仕方から学びとるができる。
それは、次の二つに集約される。
素材を知る
相手を知る
宮大工・菊地恭二の回とソムリエ・佐藤陽一の回である。
菊地は、あの西岡常一の最後の弟子だという。
棟梁の仕事のハイライトは、原寸引きといわれる設計図をベニヤ板に書き写す作業であった。そして、その書き方に棟梁の棟梁たる所以があるように思った。
設計図通りに描かない
木組みにおいて木の癖を知り抜いているからこその信念である。
そのポイントをはずすと、歴史的な建造物の美しい曲線は表現されないという。
今日本一といわれる佐藤は、小さいレストランを自分で経営していた。
「ワインは料理に合わせるもの」という一般的な考えが、いかに浅いものかと思わされた。
人を見てワインを選ぶ
客の表情や会話はては荷物に到るまで佐藤はよく観察し、店にある600本のワインの中から適するものをお客に示していく。その観察力は、やはり接客を自前で行うという決断からついてくるのだと思う。
私は、授業づくりにおける原則的なことを、この二人の仕事の仕方から学びとるができる。
それは、次の二つに集約される。
素材を知る
相手を知る