すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

どうでもいい思ひに初雪がふる

2009年11月03日 | 雑記帳
 思い出せない。

 今度カラオケに行くことがあったら、あの唄に挑戦してみたいという曲があった。
 1日の学習発表会の打ち上げで、およそ半年ぶりにそんな場所に若い人たちといったが、

 「あれれれっ、何の曲だっけ?」

 あの髪の長い男の人…ギターを持って…そんなことを言ってみても無駄。

 かなり歌いまくっている室内で、出だしを口ずさんでもかき消されて、なんのことやら。

 もちろん分厚いリストや、リモコン式のものもいじってみるが、曲名、歌手名がとんと出てこないものだから、どうにもならない。

 そういえばこの前の「ためしてガッテン」で、イメージすることが記憶力を高めるためにいいと言っていたなあ、などと関係ないことまで思い出す。それを今やってみたからどうということもあるまい。

 そのことが頭にこびりついて、もうマイクなど持つ気が失せた…。

 とんと物忘れがひどくなった、というわけではないが、こういう出来事があると齢を感じるなあ。
 いや、そんなことはないぞ。
 宴席のときにふと競馬の話題になって、トウケイニセイがライブリマウントに負けた南部杯はどちらの競馬場だったか(それにしても渋い話だ)を正確に記憶していたのは私の方だったではないか…自信を持て!

 そんな、どうでもいいことばかり思ふた振替の休みの日。

 夕方から冷え込んできて、家人は「山の方は雨雪が降り始めた」と言って勤めから戻ってきた。

 今朝は予想通りに初雪となった。