すぷりんぐぶろぐ

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「やまなし」への道という呪縛(笑)

2012年09月09日 | 教育ノート
 二学期の初授業は木曜日。
 5年生の宿泊学習があり職員も手薄になっていて、さらに都合があり2学級が空くということなので、それならばと、4年生の2時間をいただいた。

 教科書に「付録」として載っている教材『茂吉のねこ』で、音読学習をやろうと少し構想を練り、シート作りをしようと前のデータを見ていた。

 そしたら、ちょうど去年の今頃、前任校で6年の「やまなし」に取り組んでいたことを思い出した。
 時数配当がほんとにわずかで、昔のような読解はできないことは承知で、二つの学級の担任へいくらか協力できないだろうかといくつか指導構想を持ちかけ,選択してもらった。

 まあ、たいしたことはできなかったが、読解の補助的な役目をもたせるために、「ミヤケンタイムズ」とふざけたネーミングの資料を1時間毎に児童へ配ったことを覚えている。

 「やまなし」の次に配置された伝記的な教材を使い、「はがき新聞」という形式でのまとめを計画していたので、その参考にもなろうか、と考えたのだった。

 授業の記録はとっていなかったが、今、改めてそのデータを見直すとおぼろげながら様子を思い起こすことができる。
 この機会にと思って今日PDF化し、ホームページに載せてみた。
 お暇な方はご笑覧ください。
 http://homepage3.nifty.com/spring21/CCP148.html

 時数が少なかったという理由で網羅的になったわけではなく、結局突っ込みどころ満載で絞り切れなかったということである。
 部分的に見ていくと、先日セミナーで習った音読演習に近いようなことも取り上げており、案外使えるかもしれないと頷いている。

 それにしても、いくところいくところの学校で「やまなし」に首を突っ込んでいる自分。
 心の奥に,『「やまなし」への道』という呪縛があるのかしらん(笑)

 そしてあと何度、こんなことができるだろうか。