すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

冬の青空のような

2013年02月04日 | 雑記帳
 昨日の日曜はPTA主催の冬まつりが行われた。
 節分ではあったが,朝は結構荒れ模様の天気で心配した。

 しかし,いつの時にも子どもたちは元気で,会が始まるのでかまくらに入ったり,雪の滑り台で遊んだりとさすがに雪国っ子たちであった。

 グループごとに「雪積み競争」(制限時間内での高さを競う)や「雪玉?競争」(大きさと球の美しさを競う)「的当て競争」などがあった。後はスノーモービルで引っ張るゴムボートに乗せてもらったりして,大はしゃぎの半日を過ごした。

 厳しく風が吹いた時もあったが,青空が見えたりして,まずまず恵まれたイベントになったと思う。

 PTA役員の頑張りに感謝しながら,こうした集会的なことがだんだんと出来なくなっている学校教育の実態を改めて考えた。

 体験的な活動の重視と言いながら,現実は縮小傾向であることはほぼ間違いない。
 最近もある活動のことが会議の話題になったが,これ以上の削減については同意しかねるので意見を述べた。
 普通の授業と異なる準備等の難儀さ,安全確保に対する綿密さの拡大など,以前ほど単純に取り組めない事情があることは確かだ。

 それらをクリアしていく工夫が求められると同時に,やはり体験的活動の持つ価値について再考していく必要があるのだと思う。
 子どもが身体で感じることの重要性を「そりゃわかるけどね,現実は…」といった一言で退けてしまわないように,自分自身の内部に注意を向けていないと,危い道に逸れていきそうだ。

 おっとっと,実は暦上は「春」になったので,この冬の青空の写真のことについてぼやっと語ろうと思ったのだが,(こちらに写真をアップ)なんだか脱線してしまった。
 
 けれど,考えると夢中になってやる体験がもたらす爽快感は,冬の青空にどこか似ている気もする。