すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

少しの揺らぎ,少しの恵み

2013年05月07日 | 雑記帳
 ゴールデンウィーク後半の4連休は好天に恵まれなかった。桜もなかなか咲かず,全般としては冴えなかったのかもしれない。しかし個人的には用事が初日の野球応援ぐらいで,あとはフリーに過ごすことができたので休養十分の期間となった。読書や映像鑑賞以外のことでいくつか記し,日記替わりとしておこう。


 ずうっと手をつけられなかった書棚整理を少しだけした。結局思い切って捨てられず挫折といういつもの顛末である。懐かしいミニ脚本が出てきた。卒業祝賀会職員劇のために「○○一家物語」を作った。今読んでも見事なストーリー。職員の個性と日常を描き切っていると自賛した。事情があり未演,幻の脚本である。


 満開ではないことを知りつつ隣市の公園へ。やはりまだ三分程度。それでも多くの家族連れがひっきりなしに来る。帰り際に,一人ギターを弾き唄っている男性を発見。宴会ではなく,ストリート(笑)なのである。しかも中高年。耳を傾ける人はわずかだが,桜前線を追って歌い続けている,と勝手に想像してみた。


 最終日,わずかに晴れ間がのぞく。午後からは崩れる予報だ。天候を考えるとまだ早いとは思いながら,春の恵みを求めて例年のフィールドに向かってみる。予想以上に今冬の豪雪による倒木の多さが目立つ。数十年の命がばたばたと倒れた姿を見て少し悲しかった。それでも息吹はある。ほんの少し恵みをいただいた。


 「桜咲かねども」と題して,別の花々のショットを撮ってみました
  http://spring21.cocolog-nifty.com/blog/